『ビートルジュース2』撮影終了、ティム・バートン監督が報告 ─ マイケル・キートンら続投

ファンタジックで奇想天外な世界を生み出す天才、ティム・バートン監督によるホラーコメディ映画『ビートルジュース』(1988)35年ぶりとなる続編『ビートルジュース2(原題)』の撮影が終了した。
2023年5月にロンドンで開始された『ビートルジュース2』の撮影は、その約2ヶ月後に始まった全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキにより、撮影終了まで残すところ僅か1日半というところで中断になったと報じられていた。当時バートンは「99%完了しています」と明かしていた。
11月9日にSAG-AFTRAのストライキが終了すると続編の撮影も再開され、バートンが久しぶりにInstagramを更新。ソファに腰かけた自身の画像に、「『ビートルジュース』の撮影をちょうど終えたところ。関係者の皆さんに感謝を」とコメントを添えて報告した。
『ビートルジュース』は、幽霊の夫婦アダムとバーバラが自分たちの家に引っ越して来たディーツ一家を追い出すため、人間を退治する“バイオ・エクソシスト”ことビートルジュースを呼び出したことで騒動が勃発するブラックなホラー・コメディ。今なお高い人気を誇る永遠の作品だ。
続編のプロットや時代設定などの詳細は明かされていないが、オリジナルキャストとしてビートルジュース役のマイケル・キートン、ディーツ家の妻デリア役のキャサリン・オハラ、ディーツ家の娘リディア役でウィノナ・ライダーが続投する。
続編に新たに加わるメンバーには、リディアの娘アストリッド役で、バートンが監督・製作総指揮を担うドラマ「ウェンズデー」(2022‐)に主演のジェナ・オルテガ、ビートルジュースの妻役で『007 スペクター』(2015)『MEMORY メモリー』(2022)などのモニカ・ベルッチ、『スパイダーマン』シリーズの名優ウィレム・デフォー、『ガール・オン・ザ・トレイン』(2016)『ビリーブ 未来への大逆転』(2018)などのジャスティン・セローが顔を揃えている。
脚本を手がけるのは、「ウェンズデー」でバートンとタッグ済みのアルフレッド・ガフとマイルズ・ミラー。
『ビートルジュース2(原題)』は2024年9月6日に米国公開予定とされているが、現在、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが公開スケジュールを検討しているとのことで、日程が変更される可能性もありそうだ。
▼ 『ビートルジュース2』の記事
Source:@Tom Burton , Independent , Comicbook.com