ベン・アフレック、新作『レッド・プラトーン』でアフガン戦争を撮る?監督就任へ交渉中、弟ケイシー・アフレックが主演か

俳優業のかたわら、『ザ・タウン』(2010)や『アルゴ』(2012)など監督業でも高く評価されるベン・アフレックが次なる監督作品への契約交渉に入っているようだ。
報道によると、アフレックはアフガニスタン戦争にまつわる実話映画『レッド・プラトーン(原題:Red Platoon)』の交渉初期段階にあるという。この情報は、米The Tracking Boardが伝えたのち、英エンパイア誌や米Colliderなど複数のメディアが報じたものだ。

アフガン戦争中の激戦「カムデシュの戦い」

映画『レッド・プラトーン』は、アフガニスタン戦争中の2009年10月3日に発生した「カムデシュの戦い」を描く物語。「カムデシュの戦い」とは、アフガニスタン東部のヌーリースターン州、パキスタンとの国境付近に位置する米軍の前哨基地が、夜明け前にタリバンの戦闘員300人以上による襲撃を受けた事件だ。激しい戦闘によって米兵8人が死亡、27人の負傷者を出し、タリバン戦闘員は150人以上殺害されたといわれている。
この突然の奇襲によって壊滅の危機にさらされた米軍を救ったのが、小部隊を率いてタリバン戦闘員への逆襲を実現したクリントン・ロメシャ陸軍2等軍曹だ。のちに名誉勲章を与えられた彼は、その体験談を著書『レッド・プラトーン/ア・トゥルー・ストーリー・オブ・アメリカン・バロー(原題:Red Platoon: A True Story of American Valor)』として出版している。

このたびアフレックが契約交渉中だと報じられた『レッド・プラトーン』は、その名の通りロメシャによる著書の映画化作品だ。報道によると、ロメシャ役の有力候補に目されているのは弟のケイシー・アフレックで、もし実現すれば兄弟での映画製作は兄ベンの監督デビュー作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(2007)以来となる。

なお現在、本作の脚本を担当しているのは『ターザン:REBORN』(2016)のアダム・コザド。ただしアフレックの監督就任が決まった場合、アフレックあるいは別の人物によって脚本がリライトされる可能性が高そうだ。なおプロデューサーには俳優のジョージ・クルーニーらが名を連ねており、製作はソニー・ピクチャーズが担当することになるという。

DC映画『ザ・バットマン(仮題)』の監督からは残念ながら降板したアフレックだが、その演出力と作品のクオリティに信頼を寄せるファンは少なくない。契約の成立、新作の実現に期待しよう。

Sources:?http://www.tracking-board.com/ben-affleck-in-talks-to-direct-afghanistan-war-movie-red-platoon-for-sony-exclusive/
http://www.empireonline.com/people/ben-affleck/ben-affleck-looking-direct-red-platoon/
http://collider.com/ben-affleck-afghanistan-war-movie-red-platoon/
http://www.slashfilm.com/ben-affleck-war-movie-possibly-in-the-works-at-sony/
https://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Kamdesh
Eyecatch Image:?Ben Affleck speaking at the 2015 San Diego Comic Con International, for “Batman v Superman: Dawn of Justice”, at the San Diego Convention Center in San Diego, California. / Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19704815062 )

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