『スター・ウォーズ』「ディズニーだとか、オリジナルの方が良かったと冷笑する声もある」ジャー・ジャー・ビンクス役が熱弁「それでも僕たちは、皆のことを考えている」

このイベントでベストは、『スター・ウォーズ』にジャー・ジャー役で出演できた幸運を噛み締めるように振り返った。「僕は何もないところから来た。何故だか『スター・ウォーズ』に出ることができた、南ブロンクス出身の小僧でした」「小さい頃も『スター・ウォーズ』が大好きで、『スター・ウォーズ』が描かれたオモチャや服、カーテン、シーツに憧れました。でも、ウチはお金がなくて買えなかった。そこでお袋が、『スター・ウォーズ』が描かれた生地を買ってきて、カーテンやシーツを作ってくれました。ファンなんです、僕たちは」「皆さんの声には、実現力がある。一部から厳しい声もあります。でも、このような場所で、同じ時間を共有できることが、僕たちのやりがいなんです」。
ジャー・ジャー役ではフィジカル・コメディを目指した。参考にしたのはジャッキー・チェンの『ドランクモンキー 酔拳』(1978)と『酔拳2』(1994)で、ベストは同シリーズでのジャッキー・チェンのコミカルな演技に心酔していたという。「彼は敵を殴ったら、(間を置いて拳を振る仕草をしながら)こうやって痛がるんです。相手を殴ったら、自分も痛いんです」と、チェンの演技を細かに分析し、ジャー・ジャーの動きに取り入れていたと振り返る。
喜劇俳優バスター・キートンからの影響も大きいといい、「狂っている世界の中で自分だけは冷静なつもり」であるキートン像への意見についてジョージ・ルーカスと意気投合できたとも話した。

アーメッド・ベストはドラマ「マンダロリアン」シーズン3で、カレラン・ベクという名のジェダイ役で復帰。物語の危機に救世主として登場し、多くの見せ場が与えられた。
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