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エディ・マーフィ、今まで全然しっくりこなかった『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズへ復帰した理由を明かす

Eddie Murphy エディ・マーフィ
Photo by David Shankbone https://www.flickr.com/photos/shankbone/4566500007/

1984年に始まった『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズが、最新作『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー(原題:Beverly Hills Cop: Axel Foley)』で戻って来る。1994年に公開された第3作『ビバリーヒルズ・コップ3』から約30年の時を経て決定した第4弾に、なぜ主演のエディ・マーフィは復帰を決めたのだろうか。

Colliderのインタビューで、その理由を尋ねられたマーフィは、「それはオリジナルのプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーですよ」と回答。シリーズ前3作で製作を務めた重鎮の名前を挙げ、こう続けている。

「ジェリーが参加してから脚本の開発が始まったんですが、彼は『ビバリーヒルズ・コップ』がどうあるべきかを分かっていました。彼が戻って来た時に、全てがまとまり始めたんです。何年も何年も、10年か12年ぐらい試行錯誤したし、5~6本の脚本を読んだけど全然しっくりこなかった。スタジオは、“さあ、やろう。これでどうだ”と意気込んでたけど、僕は“ちょっと違うな”という感じで。

ジェリー・ブラッカイマーは自分の作品を理解していて、彼が続編をまとめたんです。彼は昨年『トップガン マーヴェリック』を製作したばかりだし、『バッドボーイズ』もジェリー・ブラッカイマーの作品です。その同じブレインが『ビバリーヒルズ・コップ』の裏側にいて、素晴らしい映画を作るために必要な素材をすべて用意して下さいました。だから、みなさんに観てもらえるのが楽しみです。」

『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズを知り尽くしたブラッカイマーの参加は、マーフィにとってカムバックを決める上で欠かせなかったようだ。

なお、待望となるシリーズ第4弾に復帰するのは、アクセル・フォーリー役のマーフィとジェリー・ブラッカイマーだけではない。オリジナルキャストとして前3作でアクセルの相棒として活躍した、ビバリーヒルズ警察のウィリアム・“ビリー”・ローズウッド刑事役のジャッジ・ラインホルド、第1・2作でジョン・タガート刑事役に扮したジョン・アシュトン、第1・2作にデトロイト警察のジェフリー・フリードマン刑事役で登場したポール・ライザー、第1・3作で画廊のセールスマン、サージ役を演じたプロンソン・ピンチョットがカムバックする。

さらに新キャストとして、『インセプション』(2010)『ダークナイト ライジング』(2012)などのジョセフ・ゴードン=レヴィット、『ミスティック・リバー』(2003)『パトリオット・デイ』(2016)のケヴィン・ベーコン、『マ・レイニーのブラックボトム』(2020)『Zola ゾラ』(2021)のテイラー・ペイジの出演が決定済み。監督には、本作で長編映画監督デビューを飾るマーク・モロイが就任している。

米パラマウントからNetflixへ配給権が移った『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー(原題:Beverly Hills Cop: Axel Foley)』のリリース日は未定。

Source:Collider

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。