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『ビルとテッド4』実現の可能性、「イエス&イエス」とキアヌ・リーブス ─ 青春コメディの金字塔、再び復活?

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!
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キアヌ・リーブス&アレックス・ウィンター主演、青春コメディ映画の金字塔『ビルとテッドの大冒険』シリーズが再び復活する? 米Varietyのイベント「Business of Broadway Breakfast」にて、リーブス自身が認めた。

『ビルとテッド』シリーズは、ロックスターに憧れる高校生のビルとテッドが、世界を救うためにタイムマシンに乗って時空を駆け巡るSFコメディ。1989年に『ビルとテッドの大冒険』、1991年に『ビルとテッドの地獄旅行』が公開され、29年後の2020年に製作された第3作『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』では、中年になった2人が、世界を救う音楽を完成させるため、娘たちとともに再びタイムトラベルの冒険に乗り出した。

リーブス&ウィンターは、ただいまブロードウェイにてサミュエル・ベケットの名作舞台「ゴドーを待ちながら」に出演中(2026年1月4日まで)。ウラディミール&エストラゴンという浮浪者が、いつまでもやって来ないゴドーという人物を待ちつづける不条理劇で、2人は『ビルとテッド』以来の友人役となった。

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演出家のジェイミー・ロイドは、トム・ホランド主演の舞台『ロミオとジュリエット』も手がけた人物。ウィンターによると、ロイドは「キアヌとの友情と、二人の歴史がこの作品に合っている。(『ゴドーを待ちながら』にも)登場人物のあいだに友情と絆があるから」と語っていたそう。米The New York Timesは、劇中にはリーブス&ウィンターが(ビルとテッドさながらに)エアギターを披露する場面もあると報じている。

『ビルとテッド』シリーズから『ゴドーを待ちながら』を経て、2人が再びビル&テッドを演じる日は来るのか──。『ビルとテッド』第4作が実現する可能性について、リーブスは力強く「イエス、アンド、イエス」と答え、積極的な姿勢を見せたという。

2024年1月にも、ウィンターは「4作目のアイデアを練っているところ」だといい、シリーズの脚本家クリス・マシスン&エド・ソロモンが「執筆する予定」と明かしていた。ただし、「こういったことを始めるには時間がかかるし、素晴らしい内容でないと誰もやりたがらない」とも。水面下では、すでに具体的な企画が動いているのかも?

Source: Variety, The New York Times

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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