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『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』米国でタイトル変更の動き ─ 複雑な原題、SEO対策にも

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
©2019 WBEI and ©&TM DC Comics

マーゴット・ロビー主演のDC映画最新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が、米国で劇場向けタイトル変更の動きを見せている。原題は『Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn) 』という長いもので、意味合いは『バーズ・オブ・プレイ(と、とあるハーレイ・クインの素晴らしき解放)』といったものだ。

米ワーナー・ブラザースは、このタイトルの劇場サイト向け表記を『Harley Quinn: Birds of Prey』に改めたという。本来のタイトルはキャッチーさを犠牲にしたユーモアがあったが、それを取り払った形だ。2020年2月7日の米公開からわずか数日、なぜ表記を改めたのか。

ワーナー・ブラザースが米Vergeを通じて説明したところによると、理由はチケットサイトでのタイトル検索を考慮してのものだ。本作はマーゴット演じるハーレイ・クイン主役の映画だが、原題では“Harley Quinn”のキーワードが最後方に追いやられている。既に『スーサイド・スクワッド』(2016)で認知を得たハーレイ・クインの名称で、チケット購入時により分かりやすくすべく改題したのだろう。劇場サイトのみならず、Googleなどの検索エンジン対策(SEO対策)も考慮されたはずだ。なお、この改題は現時点であくまで米劇場チケット販売サイト/アプリに限られているとのこと。

この原題が初めてお披露目されていたのは2018年11月のこと。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(原題:Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance))』を彷彿とさせる副題が話題となっていた。マーゴット・ロビーの説明によれば、「そこまでシリアスな映画じゃないから、タイトルにもその感覚を反映したかったんです。『バーズ・オブ・プレイ』だとやたらシリアスな響きだから、副題にハーレイが“心配しないで、私もいるからね”って乗っかってくる感じ」との意図があった。

社会現象化した『ジョーカー』(2019)直後のDC映画として期待を集めた『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は2月7日に米登場。初登場1位を飾った一方で、米国内興行収入は約3,300万ドル、DC映画史上最低記録となる苦しい立ち上がりとなった。

米劇場サイトでは『Harley Quinn: Birds of Prey』と改題されたが、邦題はもとより『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』。分かりやすさも大切だ。

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は2020年3月20日(金)全国ロードショー。

Source:Verge

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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