『ローグ・ワン』新キャラ「ビスタン」は新種族イアカル族の戦士!よろしくな!
『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』には、これまでのシリーズ作品には登場しなかった新キャラクターや新要素が登場する。謎の帝国軍司令官オーソン・クレニックや、ジェダイ信仰者の聖地となる新惑星ジェダをはじめ、気になる新情報は数えきれない。
中でも今回は、予告編に登場していたあの気性の荒そうな猿のようなキャラクターの正体に迫ろう。
このキャラクターの名前は『ビスタン(Bistan)』と言う。猿のようなアライグマのような姿のこのクリーチャーはイアカル(iakaru)という種族の出身で、これは今までのスターウォーズ作品では言及されなかった新種という事だ。イアカルのオリジンなどについては現時点では明かされていない。
ビスタンはCGキャラクターではなく、着ぐるみを用いた特撮キャラである。スーツアクターはニック・ケリントン、彼は2015年にテレタビーズの緑、ディプシーの「中の人」も演じている。
ビスタンは『スターウォーズ・セレブレーション』のステージにも登場。壇上をのしのしと歩きまわり、予告編でも見せた腕を開いて雄叫びを挙げるような仕草を披露した。この所作から、ビスタンはやや獰猛だったり、チューバッカのような野性的な側面を持っているのではと想像できる。
『ローグ・ワン』劇中でビスタンはどれくらいの活躍を見せてくれるのだろう。これについてギャレス・エドワーズ監督は「知る必要はない」と語っていることから、完全に「脇役」的な立ち位置なのではないかと推察できる。
ちなみに予告編、何かの船内から機関銃を扱っているようだが、ここでビスタンが乗っているのはU−ウイング。そう、X-ウイングでもY-ウイングでもなく、U-ウイングだ。

U-ウイングの正式名称はUT-60Dといい、これは主に戦地へ兵士を送るための人員輸送船としての役割を果たしていたようだ。
キャラ立ちも良さそうで、フィギュア展開なども期待したいスペース・モンキー、ビスタンの活躍も楽しみな『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』は2016年12月16日(金)日本公開。
source:Empire Magazine October 2016 p.67