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マーベル新作『ブラックパンサー』11枚の米国版キャラクター・ポスターで登場人物を総予習!

©MARVEL STUDIOS 写真:ゼータ イメージ

マーベル・シネマティック・ユニバース作品『ブラックパンサー』より、主なキャラクターをフィーチャーした11種類のポスターが米国にて公開された。
最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』がアドベンチャー・コメディ路線で高い評価を集めるなか、本作はテイストを一転してシリアスなポリティカル・アクションになりそうだ。監督は『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)のライアン・クーグラーが務める。

豪華俳優揃い踏み『ブラックパンサー』

『ブラックパンサー』の大きな見どころは、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長をもって「第1作としては史上もっとも豪華なキャスト」と言わしめる出演者の顔ぶれだ。
主演のチャドウィック・ボーズマンをはじめ、『クリード』に主演したマイケル・B・ジョーダン、オスカー俳優フォレスト・ウィテカー、『スターウォーズ/フォースの覚醒』(2015)でマズ・カナタを演じたルピタ・ニョンゴ、モーションアクターの第一人者としても知られるアンディ・サーキス、ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』(2010-)のワトソン役で愛されるマーティン・フリーマン……。

本記事では彼ら一人ひとりの表情を、それぞれのポスターから見ていくことにしよう。

ティ・チャラ/ブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマン)

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で初登場、父親ティ・チャカを失って怒りに燃えるダークヒーローとしてブラックパンサーを演じきったのはチャドウィック・ボーズマンだ。単独映画となる本作では、父の跡を継いでワカンダの国王となった彼の成長と葛藤が描かれることになるだろう。ボーズマンの最新主演作品『キングのメッセージ』(2016)はNetflixにて配信中。

エリック・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)

本作のヴィランとして登場するのは、ワカンダへの復讐心を抱く男エリック・キルモンガー。演じるのは、ライアン・クーグラー監督とは『フルートベール駅で』(2013)や『クリード チャンプを継ぐ男』につづき3度目のタッグとなるマイケル・B・ジョーダンだ。監督からの厚い信頼を受け、『ブラックパンサー』ではどんなテーマを体現することになるのだろうか?

ナキア(ルピタ・ニョンゴ)

ティ・チャラの元恋人であり、王の親衛隊「ドーラ・ミラージュ」のメンバーであるナキアを演じるのは、『それでも夜は明ける』(2013)でアカデミー賞助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴ。『スターウォーズ/フォースの覚醒』のマズ・カナタ役や、実写版『ジャングル・ブック』(2016)のラクシャ役などウォルト・ディズニーとの縁が深い人物だ。どうやら劇中では、個人としての思いと自身の使命の間で引き裂かれることになる……?

オコイエ(ダナイ・グリラ)

王の親衛隊「ドーラ・ミラージュ」のリーダーであるオコイエを演じるのは、ドラマ『ウォーキング・デッド』のミショーン役で知られるダナイ・グリラ。ワカンダを守るべく活躍する親衛隊をまとめ上げるキャラクターだが、意外にもユーモアセンスを発揮する場面もあるようだ。ちなみにグリラは、伝説のラッパー2PACを描いた伝記映画『オール・アイズ・オン・ミー』(2017年12月29日公開)で2PACの母親アフェニ・シャクールを演じている。

M’Baku(ウィンストン・デューク)

コミックではティ・チャラ/ブラックパンサーと敵対するヴィランであるM’Bakuは、映画版ではワカンダの王座を狙う者として登場する。ワカンダ国内でもマイノリティである部族の長だが、最後に彼らはティ・チャラに協力することになるのか、それとも……。演じるのは主にテレビドラマで活躍するウィンストン・デューク。

W’Kabi(ダニエル・カルーヤ)

ティ・チャラの親友にしてアドバイザーとなるW’Kabiは、秘密に包まれたワカンダを守るという大役を務めるキーパーソンだ。演じるのは、ホラー映画『ゲット・アウト』(2017)に主演して大きな注目を浴びたダニエル・カルーヤ。1989年生まれの新鋭とあって、今後の活躍にも注目したい人物だ。

ラモンダ(アンジェラ・バセット)

先王ティ・チャカの妻であり、新たな王ティ・チャラの母親であるラモンダを演じるのは、数々の映画に出演し、ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』(2013-)でもその存在感を示しているアンジェラ・バセット。劇中でラモンダは、王の母親であり、同時にアドバイザーであるという役割を担っている。

シュリ(レティーシャ・ライト)

ティ・チャラの妹であるシュリは、ブラックパンサーのスーツや武器を開発する天才科学者。本人の戦闘能力は未知数ながら、その頭脳と技術で兄を守ることになる。なんでも、その知性はトニー・スタークに匹敵するほどだというのだ……。演じるのは、本作が初めての大作映画となるレティーシャ・ライト。ちなみにスティーブン・スピルバーグの新作映画『レディ・プレイヤー・ワン(原題:Ready Player One)』にも抜擢されている。

ユリシーズ・クロウ(アンディ・サーキス)

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)以来の登場となる武器商人ユリシーズ・クロウを演じるのは、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作(2001-2003)のゴラム役や『猿の惑星』リブート版3部作(2011-2017)のシーザー役、『GODZILLA ゴジラ』(2014)のゴジラ役、そして『スター・ウォーズ』新3部作のスノーク役など、数多の大作・話題作でモーションアクターを務めてきたアンディ・サーキス。本作ではその表情の演技までじっくりと味わいたい。どうやらワカンダで採れるヴィブラニウムを狙っているようだが、その計画は謎のまま。前回登場時に失った左腕には武器が装着されている。

ズリ(フォレスト・ウィテカー)

ライアン・クーグラー監督いわく、本作のスピリチュアルな部分を主に担うことになるのは、ワカンダのシャーマンであるズリ。演じるのは『ラストキング・オブ・スコットランド』(2006)でオスカーを獲得した重鎮フォレスト・ウィテカーだ。近年は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)や『メッセージ』(2016)とジャンル映画への出演が続いているが、本作はその最たるものとなるだろう。その圧倒的な存在感に期待したい。

エヴェレット・K・ロス(マーティン・フリーマン)

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で顔見せを果たしたエージェント、エヴェレット・K・ロスはワカンダに“よそ者”としてやってくる人物。予告編ではユリシーズ・クロウへの尋問に臨んでいるが、どうやらワカンダについては何も知らないらしく……。演じるのは、ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』のほか映画『ホビット』3部作(2012-2014)のビルボ役で知られるマーティン・フリーマン。黒人俳優が主となる本作において、アンディ・サーキスとともに「外部」を象徴する俳優となりそうだ。


映画『ブラックパンサー』は2018年3月1日より全国ロードショー

Source: http://comicbook.com/marvel/2017/11/09/black-panther-character-posters/
©MARVEL STUDIOS 写真:ゼータ イメージ

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。