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『ブレードランナー2049』予告編が公開!ハリソン・フォード演じるデッカードが復活!

SF映画の金字塔、1982年の『ブレードランナー』の続編となる『ブレードランナー2049(原題:Blade Runner 2049)』の予告編映像が初公開された。

「レプリカントは他のマシンと同じだ。利益にもなるし有害なものにもなる。もし彼らが利益なら、俺の出番は来ない。」…この予告編は、1984年の『ブレードランナー』劇中に登場する名台詞を踏襲するかたちで始まる。

ハリソン・フォードは、前作の主人公リック・デッカード役で再び登場。今作の舞台は、タイトルからも分かるように2049年の未来。新たなブレードランナー(レプリカント事件専任捜査官)として、ライアン・ゴズリング演じる”K”という人物が、30年間行方不明となっていたデッカードを捜索に出かけるところから始まる。

今作の監督は『ボーダーライン』『複製された男』などで知られるカナダ出身のドゥニ・ヴィルヌーヴ。リック・デッカード役のハリソン・フォードにK役のライアン・ゴズリングほか、『オデッセイ』のマッケンジー・デイビス、『ノック・ノック』アナ・デ・アルマス、『スーサイド・スクワッド』ジョーカー役ジャレッド・レト、『フォレスト・ガンプ』や『ハウス・オブ・カード』のロビン・ライト、『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』バーカッド・アブディ、『ウォーキング・デッド』レニー・ジェームズ、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ドラックス役のプロレスラー、デビッド・バウティスタといった出演陣も発表されている。

西洋と東洋が入り混じった無国籍な街をネオンが照らし、ホログラムの踊り子が腰をくねらせる、『SF的』なビジュアルを築き上げた名作中の名作、ブレードランナー。かつて、ハン・ソロが去り、デッカードが帰ってくる未来を誰が予測できただろうか。

『未来』の姿を定義してきたSF映画。しかしいつの間にか、『2001年宇宙の旅』の2001年も、鉄腕アトムが生まれた2003年も、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で描かれた2015年も過ぎ、そして『ブレードランナー』一作目で舞台となった2019年も目前に迫っている。かつて人々の想像が創り上げた『未来』を現実が追い越してしまった今、『ブレードランナー2049』というタイトルは、古き良きSF映画が持っていた未来観を思い起こさせるようではないか。

映画『ブレードランナー 2049』アメリカで2017年10月6日の公開がアナウンスされている。

S0urce:http://www.empireonline.com/movies/news/blade-runner-2049-gets-atmospheric-first-teaser-trailer/
http://comicbook.com/2016/12/19/blade-runner-2049-trailer-released-online/
http://www.superherohype.com/news/387777-the-future-is-now-in-the-blade-runner-2049-teaser-trailer#/slide/1

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。