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「インドのコーエン兄弟」と絶賛、ボリウッド発ブラックコメディが日本上陸 ─ 『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』公開決定

盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~
cViacom 18 Motion Pictures (C)Eros international all rights reserved

盲目を装ったピアニストが“目撃”した殺人事件をきっかけに、クセ者揃いの登場人物が大騒動を繰り広げる。「インドのコーエン兄弟だ」と評された、ボリウッド発の予測不能ブラックコメディ『Andhadhun(原題)』が、邦題『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』として2019年11月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開される。

盲目のピアニスト・アーカーシュの秘密は、本当はバッチリ目が見えること。ある日、大スターのプラモードからの演奏依頼を受けて訪ねた豪邸で、アーカーシュは妻のシミーと不倫相手によるプラモードの殺害現場を“目撃”してしまう。死体も犯人も見えないフリで切り抜けたが、駆け込んだ警察の署長こそ現場にいた犯人だった。盲目を疑ったシミーの毒薬でアーカーシュは本当に視力を失い、さらに署長からは命を狙われる。追い込まれたアーカーシュは、運び込まれた病院で知り合った怪しい医者たちとシミーを誘拐するが、そこには裏切りと騙し合いの大騒動が待っていた。

インド映画恒例のダンスシーンも、壮大なロケや華やかな衣装もない1本の映画がボリウッドに衝撃を与えた。疑心暗鬼が疑心暗鬼を呼ぶ、洗練された脚本・演出は批評家たちを唸らせ、「インドのコーエン兄弟だ!」「毎秒ごとに予想を裏切られる」と大絶賛。2019年のインド国内の映画賞では監督賞・脚本賞を中心に大健闘をみせ、米映画批評サイトRotten Tomatoesでも批評家スコア100%、観客スコア93%という驚きの高評価となった。なお本作は全世界興行収入64億円という大ヒット、インド映画史上第14位という記録を達成している。

盲目を装うピアニストという難役を軽妙なコメディセンスで演じたのは、インドの誇るコメディ俳優である“3大カーン”(アーミル・カーン、サルマン・カーン、シャー・ルク・カーン)を超えたといわれるアーユシュマーン・クラーナー。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2012)など国際的活躍をみせる名女優タブー、『パッドマン 5億人の女性を救った男』(2018)のラーディカー・アープテーなど日本でも知られる顔ぶれが集結した。

監督は『エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ』(2012)など、スタイリッシュなエンタテインメントで評価の高いシュリラーム・ラガヴァン。フランスの短編映画『L‘Accordeur(The Piano Tuner)』(2010)から着想を得た本作では、軽やかなピアノ演奏シーンや先の読めない展開に、これまでのインド映画の常識はきっと覆される。

盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~
cViacom 18 Motion Pictures (C)Eros international all rights reserved

映画『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』は2019年11月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』公式サイト:http://m-melody.jp/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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