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『パワーレンジャー』続編にブルー・レンジャー役俳優が意欲 ─ 自閉症スペクトラム演じた想い明かす

(c)2017 Lions Gate TM

スーパー戦隊シリーズを原案とした『パワーレンジャー』のハリウッド実写作品映画として、ここ日本でも2017年7月に公開を果たすも、残念ながら大ヒットとは至らなかった映画『パワーレンジャー』。THE RIVERでは日本公開前の2017年6月に本作プロデューサーのブライアン・カセンティーニ氏に単独インタビューを行い、続編に向けて進行中であるとの証言を引き出していたものの、その後本国からも具体的な続報は聞こえてこない。

その一方で、安心すべきことに出演者は続編に向けて引き続き意欲を見せている。2017年11月にはレッドレンジャーことジェイソン・スコット役のデイカー・モンゴメリーが「(続編の企画は)消えたわけじゃない」語っていたのだ。加えてこの度は、ブルーレンジャーに変身するビリー・クランストンを演じたRJ・サイラーInverseの取材に続編について語っている。

(c)2017 Lions Gate TM

続編のビリーは「より強く」

サイラーは、『パワーレンジャー』続編のビリーについて、もう少し具体的なアイデアを持っていた。「ビリーは(続編でも)ビリーそのままですよ。でも、もっと落ち着いているかも。彼にはもう支えてくれる仲間がいますからね。」第一作では5人の悩める若者がヒーローになる過程を丹念に描いたが、もしも続編が見られるのであれば、彼らは全編を通して強く逞しい戦士として登場してくれるのだろう。「ビリーには、何かをぶっ飛ばす他にもやれることがある。科学オタクなだけじゃなく、彼にはもうジェイソンやザック、キンバリーたちがいる。第二作目では、ビリーはもっと強くなっていて、自信にみなぎった人物になっているはずですよ。

「誠実に演じたかった」

(c)2017 Lions Gate TM

現代的なセンスで、5人の若者をセンセーショナルに描いた『パワーレンジャー』で、ビリー・クランストンは父を失った自閉症スペクトラムの内気な少年として登場した。サイラーは、『パワーレンジャー』を通じて出会ったとある友人から大切なヒントを学んでいたことを明かす。「学校で、アンドレって子に出会ったんです。バンドでフルートを演奏していてね。アンドレは最高に賢い子で、文字通り天才でした。」

アンドレは自閉症スペクトラムの少年だった。しかし、サイラーはアンドレについて「何も変わったところはない」と強調する。

「彼にはチック症(編註:体の一部の速い動きや発生などが癖のように繰り返されること)も見られない。人は自閉症スペクトラムというだけで普通じゃないんだって偏見を持つけれど、それはとんでもない無知です。だから僕は、自閉症スペクトラムはこうだ、みたいなところから離れて、誠実でありたかったんです。」

『パワーレンジャー』劇中でビリーが見せた”癖”は、ビリーの抱える障がいによるものではなく、あくまでもサイラー自身由来のものとするようこだわった。

「自閉スペクトラムを演じるにあたっては、誠実にやりたかった。一番良いやり方は、彼らが普通の人だと示すことなのではないかと。」

サイラーが繊細に演じあげたビリー・クランストンは、批評家や観客の間でも高い評価を得た。この役によってサイラーは、アメリカのティーンエイジャーが選ぶ「ティーン・チョイス・アワード」の「チョイス・ムービー・スティーラー賞」に輝いている。サイラーは今後も複数のテレビドラマや映画出演で多忙を極める。中でも注目作は2018年8月全米公開予定のマシュー・マコノヒー主演作『ホワイト・ボーイ・リック(原題:White Boy Rick)』だろう。

映画『パワーレンジャー』Blu-ray&DVDは、2018年2月に国内発売も予定されている模様。

Source:https://www.thewrap.com/dacre-montgomery-potential-power-rangers-sequel-i-actually-dont-think-its-out-of-sight-exclusive-video/
https://www.inverse.com/article/36468-power-rangers-rj-cyler-interview-sequel-autism-spectrum

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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