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閲覧注意、ブラムハウスが贈る恐怖のアンソロジー米予告編 ─ Amazon Primeで10月より世界配信

『Welcome to the Blumhouse(原題)』
https://youtu.be/DD5F0ets7ps

『ゲット・アウト』(2017)『透明人間』(2020)などホラー映画界を牽引する製作会社ブラムハウス・プロダクションズが、Amazon Studiosと手を組み製作したアンソロジー作品『Welcome to the Blumhouse(原題)』の米国版予告編が公開された。

本記事にはグロテスクな画像・映像が含まれています。あらかじめご注意ください。

Amazon Prime Videoにて240の地域・国で独占配信される『Welcome to the Blumhouse』は、家族と愛を取り巻く贖罪的・破壊的な題材を、作家独自の視点から紐解く作品。最初の2作品『Black Box(原題)』『The Lie(原題)』が2020年10月6日に、続く2作品『Evil Eye(原題)』『Nocturne(原題)』が2020年10月13日に配信される。残りの4作品に関しては、2021年内に配信予定とのことだ。

今回解禁された予告編は、最初に配信される4作品を一気に紹介する内容。『エクソシスト』(1973)を彷彿とさせる逆さまの体勢で新婦に迫る場面、後頭部が一部破壊されながらも不気味な笑みを浮かべる少女、何かに取り憑かれたかのように泣き叫ぶ登場人物たち、目を背けたくなる程の残酷描写など、観る者を震え上がらせるような映像が連続して映し出されていく。劇場公開ではなく、配信という理由もあるのか、予告編だけでも容赦ない新たな恐怖への試みが伺える。

予告編のみでは物語の詳細を掴むことは難しい為、以下の情報を参考にして欲しい。

『Black Box』は、交通事故で妻を亡くしたシングルファーザーを描く物語。事故の影響で記憶まで失った父親は、実験治療を受けたことから、自分自身の存在に疑問を抱き始めていく。監督を務めるのはエマニュエル・オセー・クフォーJr.、脚本を執筆したのはステファン・ハーマン。出演者には『フロントランナー』(2018)のママドゥ・アティエ、『クリード』シリーズのフィリシア・ラッシャッド、子役のアマンダ・クリスティンが参加している。

『The Lie』は、親友を殺害したことを明かした10代の娘と両親を描く物語。娘の告白を受けて、両親は恐ろしい犯罪を隠蔽しようとするが、やがて複雑な負の連鎖に巻き込まれていく。監督・脚本を務めたのは、「運命の7秒」(2018)のヴィーナー・サッド。出演者には『キスから始まるものがたり』(2018)のジョーイ・キング、『マグニフィセント・セブン』(2016)のピーター・サースガード、『ワールド・ウォーZ』(2013)のミレイユ・イーノスが名を連ねている。

『Evil Eye』は、とある母親が、娘の新たな恋人と、自分自身の過去の間に不吉な因縁があることを知る物語。製作総指揮を『ベイウォッチ』(2017)のプリヤンカー・チョープラーが、監督をエラン&ラジーヴ・ダッサーニが務める。出演者には『王様のためのホログラム』(2016)のサリター・チョウドリー、「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-2019)のスニータ・マニ、「シリコンバレー」(2014-2019)のバーナード・ホワイトが参加している。

『Nocturne』は、名門の芸術院を舞台にした物語。臆病な音楽院生が、亡くなった同級生の謎のノートを発見したことを皮切りに、外交的で能力のある双子の姉妹よりも目立ち始める。監督を務めるのは新鋭ズ・キルケ。出演者には「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)シドニー・スウィーニー、「ジュマンジ」シリーズのマディソン・アイズマン、「ザ・ソサエティ」(2019-)ジャック・コリモン、「インセキュア」(2016-)のイヴァン・ショーが名を連ねている。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。