「ボバ・フェット」映像に謎の新キャラ ─ 『スター・ウォーズ』ファンが喜ぶお楽しみに期待せよ

『スター・ウォーズ』シリーズから放たれる新ドラマ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」より、新たな映像が到着。青いスピーダーに乗る謎の女性キャラクターが確認できる。鋭い眼差しが印象的だが、ボバの物語にどのように絡むのだろう。
製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニは、ジョージ・ルーカスに実力を認められ「スター・ウォーズ」アニメシリーズの製作を任された“ルーカスの後継者”とも言える実力者。ルーカスから直々に「スター・ウォーズ」について学んだデイヴは、アニメーション映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や「スター・ウォーズ反乱者たち」などで成功を収めてきた。
元々子供の頃から『スター・ウォーズ』の大ファンだったデイヴは「ボバ・フェットは僕が子供の頃に見た時、名もなき男のような孤独な賞金稼ぎだった。誰もボバ・フェットの顔を知らず、彼が何者なのか分からないミステリアスなキャラクターだった」とボバの魅力について語る。
もうひとり、本作の製作総指揮を務めるのは『アイアンマン』や『アイアンマン2』などのマーベル作品や、CG作品を駆使した『ライオン・キング』などの監督で評価されているジョン・ファヴローだ。彼は10歳の時に初めて『エピソード4/新たなる希望』を観て、その後の人生を変えるほど大きな衝撃を受けたという筋金入りの『スター・ウォーズ』ファン。そんなジョンもボバ・フェットの虜になった一人だが、本作で描かれる“ボバの過去”について「本作では『ジェダイの帰還』の終わりまでの間に何が起こったのか、そして現在のボバ・フェットの姿が描かれる」と言及している。
『エピソード2/クローンの攻撃』でボバの父ジャンゴ・フェットを演じ、「マンダロリアン」シーズン2ではボバを演じた俳優テムエラ・モリソンは、「本作にはたくさんのアクションとドラマティックな展開があり、ファンの方が喜んでくれるお楽しみもあります。皆さんに見てもらえると思うだけでとてもワクワクします」と明かし、世界中のファンが楽しめる内容になっていることへの自信を見せた。
いまだ謎のベールに包まれている本作だが、知られざるボバ・フェットの過去と、ルークの故郷タトゥイーンの闇の世界の支配者になっていく物語が描かれていくようで、『スター・ウォーズ』ファンが見たかったボバ・フェットの物語が描かれることは間違いないだろう。
“完璧な『スター・ウォーズ』”と評された『マンダロリアン』シリーズのスタッフが贈る「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」は2021年12月29日17 時よりディズニープラスにて日米同時配信開始。
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