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テレンス・マリック製作総指揮『The Book of Vision』米予告編 ─ 現代の女子医学生と18世紀の医師、ふたつの物語が交錯する

『The Book of Vision(原題)』
https://vimeo.com/439944222

『ツリー・オブ・ライフ』(2011)『名もなき生涯』(2019)などで知られる巨匠テレンス・マリックが製作総指揮を務める全編英語の歴史映画『The Book of Vision(原題)』の米予告編が公開された。

『The Book of Vision』は現代と18世紀に翻弄される女子医学生エヴァを主人公にした作品。医者として将来有望視されていたエヴァは、医学の歴史を深く学ぶ為に人里離れた大学に通うことになった。そこで、エヴァは自分自身の性質や身体、病気、そして封印されていた運命について疑い始める。一方で、18世紀ではプロセイン人の医師アンマスが、合理主義と非合理的な概念の間で葛藤していた。やがて、アンマスの存在がエヴァの人生に変化をもたらしていく……。

予告編では18世紀、樹の根が生命を宿すかのように揺れ動く摩訶不思議な場面が映し出されている。狂気と神秘が混在するような映像が次々と捉えられていく中、今度は燃え盛る森を歩く謎の黒塗り集団が登場。黒塗り集団の身体を橋代わりにして湖を渡っている場面まで描かれているが、果たして彼らは人間なのか、それとも森に宿る精霊なのか。一方、現代ではエヴァと彼女の研究指導員がアンマスが遺したと思われる書物を読む様子が映し出されている。二人に瓜二つの姿をした人物が18世紀にも登場するが、果たして真相はいかに。

出演者にはエヴァ役に「アウトランダー」(2014-)のロッテ・ファービーク、アンマス役に『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)のチャールズ・ダンス、研究指導員役に『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(2017)のスヴェリル・グドナソンなどが参加している。監督を務めるのは、『ツリー・オブ・ライフ』でイタリアの第二班監督を担当したカルロ・ヒンターマン。また、『イングロリアス・バスターズ』(2009)撮影監督のイェルク・ヴィトマー、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)プロダクション・デザイナーのデイビット・クランクなど一流の技術者が集結している。

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Source: IndieWire

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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