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『ボラット』続編映画、米予告編が破天荒過ぎる ─ 大統領選直前の10月23日にAmazon Primeで世界配信へ

『Borat Subsequent Moviefilm: Delivery of Prodigious Bribe To American Regime For Make Benefit Once Glorious Nation of Kazakhstan(原題)』
https://youtu.be/0Rsa4U8mqkw

サシャ・バロン・コーエン主演『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(2006)の続編映画、『Borat Subsequent Moviefilm: Delivery of Prodigious Bribe To American Regime For Make Benefit Once Glorious Nation of Kazakhstan(原題)』の米国版予告編が公開された。ちなみに、目を疑う程の長い題名をストレートに翻訳すると、「ボラット 続編映画版映画:かつて栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ政府への莫大な賄賂の配達」という感じになる。

前作『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』は、サシャ・バロン・コーエン演じるカザフスタン人のジャーナリスト、ボラット・サグディエフによるドキュメンタリー映画という形式を取ったフェイク・ドキュメンタリー。アメリカを訪れて、カザフスタンの文化を行く先々で人々に語るが、男尊女卑や反ユダヤ思想を発露させて周囲を困惑させて、様々な場所に現れては大暴れを繰り返していく。実際に周囲の人々を騙した為、訴訟を起こされてしまった事でも知られる、容赦無く社会を風刺した問題作だ。続編では、ボラットが再び大暴れしていく……?

「14年前に製作した映画は、カザフスタンの恥を晒してしまった」。予告編は、前作で母国の名誉を傷付けてしまった事を認める、ボラットの言葉から始まる。大胆不敵な行動を繰り返したボラットも、流石に反省して心を入れ替えたかと思われた矢先、「極秘任務を執行する為に、再びアメリカに行きます」と発言。懲りずに再び旅に出ることに。

前作の製作時は無名だったボラットだが、現在は街を歩けば周囲から声を掛けられる程の人気者。それだけならまだしも、挙げ句には全力疾走で人々から追い掛けられてしまう始末に。これでは極秘任務を執行する事は不可能と判断したボラットは、変装することを決意した。変装用の衣装を購入しに行くと、ハリー・ポッター役を演じたダニエル・ラドクリフを見て、「彼は性犯罪者ですか?」と問題発言を口にするボラット。

その後も娘を車の上に乗せたり、娘に妊娠させたと意味不明な発言をしたり、見知らぬ人の家に泊まって大騒ぎしたりと、問題行動を繰り返していく。更には、トランプ大統領の格好に扮し、他の政治家の集会に訪れて「女を用意しました!」と叫ぶ場面も。相変わらずの破天荒な行動は、続編でも十分に堪能する事が出来そうだ。

映画『Borat Subsequent Moviefilm: Delivery of Prodigious Bribe To American Regime For Make Benefit Once Glorious Nation of Kazakhstan(原題)』は、2020年11月3日のアメリカ大統領選に先駆けて、2020年10月23日(現地時間)よりAmazon Prime Videoにて世界配信。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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