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『君たちはどう生きるか』英語吹替版にクリスチャン・ベール、フローレンス・ピュー、ロバート・パティンソン、マーク・ハミルら豪華キャスト終結

© 2023 Studio Ghibli

スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』(2023)の英語版となる『The Boy and the Heron』の吹替を務めるキャストが発表された。『ダークナイト』トリロジーのクリスチャン・ベール、『ミッドサマー』(2019)のフローレンス・ピュー、『スター・ウォーズ』ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のロバート・パティンソンなど、オリジナル版声優陣に負けず劣らずの豪華キャストだ。米Deadlineが報じている。

日本のアニメーション界を代表するレジェンド、宮崎駿が『風立ちぬ』(2013)以来10年ぶりに監督・脚本を務めた長編映画『君たちはどう生きるか』は主人公・眞人が疎開先での不思議な体験を通して成長していく冒険活劇ファンタジー。眞人の父・勝一(木村拓哉)をベール、眞人が疎開した屋敷にいる青サギ / サギ男(菅田将暉)をパティンソン、屋敷に使える「ばあや」の1人、キリコ(柴咲コウ)をピュー、眞人の母の大伯父(火野正平)をハミルが務める。

その他、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのデイヴ・バウティスタがインコ大王(國村隼)、『エターナルズ』(2021)のジェンマ・チャンが眞人の継母・夏子(木村佳乃)、『アクアマン』(2018)のウィレム・デフォーが老ペリカン(小林薫)、『ブレット・トレイン』(2022)の福原かれんがヒロイン、ヒミ(あいみょん)、そして注目の若手俳優ルカ・パドヴァンが主人公眞人(山時聡真)役と、ベテラン俳優からフレッシュな面々までが勢揃いした。

ベールは、同じくスタジオジブリの『ハウルの動く城』(2004)で木村がアフレコを担当した主人公ハウルの英語版吹き替えを務めた経緯がある。また、ベール、パティンソンはともにバットマン/ブルース・ウェインを演じた関係性でもあり、ハミルはアニメ版『バットマン』のジョーカー役声優としてもお馴染み。ハリウッドを牽引するスター俳優たちが、スタジオジブリの唯一無二の世界観でどのような声の演技を披露してくれるのか要注目だ。

『君たちはどう生きるか』は事前の宣伝を一切行わない異例の宣伝戦略を取り、2023年7月14日に日本国内で公開がスタート。2023年10月現在、興行収入は84億4000万円を突破している。国外では9月7日にはトロント国際映画祭のオープニングナイトガラにてお披露目された後、ニューヨーク映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭、BFIロンドン映画祭などで続々と上映されている。『コクリコ坂』(2011)以降、スタジオジブリ作品の北米向け配給権利を獲得しているGKIDSのもと、12月8日からはオリジナル版、英語版ともに米国、カナダにて上映開始となる。

※()内はオリジナル版吹替キャスト。

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Source:Deadline

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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