『パシフィック・リム:アップライジング』ジョン・ボイエガ、『進撃の巨人』ハリウッド実写化に意欲 ─ 「日本人の役者をたくさん起用したい」

『スター・ウォーズ』シリーズのフィン役で一躍知名度を上げた俳優のジョン・ボイエガは、漫画やアニメなど日本のポップ・カルチャー好きであることでも知られている。
主演最新作『パシフィック・リム:アップライジング』ではプロデューサーも務めているボイエガが次に興味を示したのは、なんと日本の人気コミック『進撃の巨人』の実写化だった。
『進撃の巨人』ハリウッドで映像化なるか……?
ボイエガはMTVのインタビューで、「もし実写版『進撃の巨人』を製作するとしたら、どのような作品にしますか?」という質問に対し、その具体的な構想を明かしている。
「間違いなく、日本人の役者をたくさん起用するでしょうね。壮大で超クールな作品にしたい。」
諫山創による人気漫画『進撃の巨人』(講談社刊)は、2015年に『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』として日本で実写映画化されている。こちらでは、様々な人種のキャラクターがすべて日本人によって演じられたことも話題を呼んでいたが…?
また『進撃の巨人』と言えば、対巨人用として開発され、高所から高所への瞬間移動が可能となる「立体機動装置」を用いたアクションが見どころだ。ジョン・ボイエガもまたそのアクションシーンがお気に入りのようで、撮影方法を具体的に構想している。
「アニメ版の制作陣がやっているスタイルを真似る形で撮りたいですね。素早いアクションが好きなんです。(巨人の)うなじを切り取って調査を進める、登場人物をパン(※)で追って撮るんです。すごくカッコいいだろうな!」
(※パン:カメラを固定したまま、フレーミングを水平方向もしくは垂直方向に移動させる撮影技法)

アニメオタクとしてお馴染みのボイエガさん
アニメ版『進撃の巨人』(2013-)のファンとしても知られているジョン・ボイエガ。2017年にはTwitter上で「よし、『進撃の巨人』を一日中見る時間だ」と投稿、鑑賞後にはあまりの衝撃にその心臓を捧げてしまったようだ。
Gosh… Attack on Titan done… till….I am melting…what…will…..I do….*dies*
— John Boyega (@JohnBoyega) August 18, 2017
「マジか…『進撃の巨人』観終わった…溶けそう…もう俺……(死亡)」
『進撃の巨人』の他にも、ボイエガは過去に「火影(編注:漫画『NARUTO -ナルト-』に登場するキャラクター)になりたい」と告白するなど、日本の漫画やアニメへの並々ならぬ熱意を見せていた。日本カルチャーを知り尽くすボイエガによる『進撃の巨人』実写化、もし実現するのなら、具体的にはどんな「日本人キャスト」を起用し、どのような立体機動装置のアクションを見せてくれるのだろう?
ジョン・ボイエガの主演最新作『パシフィック・リム: アップライジング』は、2018年4月13日より全国ロードショー。本作でボイエガは、新田真剣佑や菊地凛子といった日本人キャストと共演を果たしている。
(文:まだい)
Source: MTV, Comicbook.com, Twitter(1, 2)