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「ザ・ボーイズ」シーズン2、キミコとフレンチーの関係に変化あり ─ 福原かれん「溝ができる」

福原かれん インタビュー
©THE RIVER

Amazon Originalの人気シリーズ「ザ・ボーイズ」では、腐ったヒーロー集団“セブン”と特別な能力を持たない“ザ・ボーイズ”の間の血なまぐさい争いが繰り広げられる一方で、複雑な人間模様も展開される。そんな中、親密な仲を築いてきたフレンチー(トマー・カポン)とキミコ(福原かれん)の間に、シーズン2ではある変化が訪れるという。

武器密売人のフレンチーと声を発さないキミコは、言葉での会話が困難な中、料理でコミュニケーションを取るなど、“ザ・ボーイズ”内でもその関係が注目されてきた2人だ。化粧したキミコに見とれたフレンチーが「なんて美しいんだ」と思わず呟いてしまうなど、恋心が芽生えたと思わせるような場面もあった。シーズン2での2人の関係に関心を寄せるファンも多いのではないだろうか。

この度、フレンチーとキミコをそれぞれ演じるトマー・カポンと福原かれんが、米Comicbookでシーズン2での関係の変化について言及。福原は「2人の間に少し溝が出来る」と意外な回答をした。

「シーズン1では、(2人の関係が)かなり正直で、わかりやすいものでした。キミコはフレンチーを必要としていましたし、フレンチーにとってもキミコが欠かせず、無条件に愛情を込めていました。シーズン2では、2人の間に少し溝が出来ることになります。というのも、キミコは自分を持ちたいと思っていて、フレンチー抜きで自分の道や個を見つけたいと思っているんです。だから、衝突のようなものも起こりますよ。」

声を発さないが故に、何を伝えようとしているのか“ザ・ボーイズ”のメンバーに理解してもらえなかったキミコだが、それでも意思というものは感じられた。そんなキミコの唯一の理解者とも言えるフレンチーを演じるカポンは、“衝突が起こる”と話す福原の傍ら、必ずしも関係の衝突がネガティブなものではないことを示唆している。

「フレンチーが快適とまで感じているかわからないですけど、彼はキミコとの関係に満足していると思います。シーズン1ですごく戸惑っていたフレンチーが自分の写しのような、恋愛でも兄弟でも無いようなソウルメイトを見つけたんです。精神的に繋がっているみたいな。キミコは、フレンチーの痛みやトラウマを話さなくても理解できる存在なんです。

ところで、恋愛模様が展開されたと言えるのは、弱気な青年ヒューイと“セブン”のメンバーであるスターライト/アニーの2人だ。シーズン1では、それぞれの立場の複雑さから2人の関係は曖昧なままで幕を閉じている。“セブン”と“ザ・ボーイズ”の戦いがさらに激化していくことが予想されるシーズン2では、人間関係の展開にも注目したいところだ。

「ザ・ボーイズ」 シーズン2は全8エピソード。2020年9月4日(金) 第1話~第3話、第4話以降は10月9日まで毎週金曜日に配信。

Source: Comicbook

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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