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『ボヘミアン・ラプソディ』世界興収、早くも1億4,000万ドル突破!米国初動成績は『アリー/ スター誕生』超え

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

伝説のロックバンド、クイーンのボーカリストであるフレディ・マーキュリーの人生を描く映画『ボヘミアン・ラプソディ』が2018年11月2日に米国で公開された。公開後3日間の興行収入は5,000万ドルを突破、全世界興行収入の累計額は早くも1億4,100万ドルに達している

Varietyによると、『ボヘミアン・ラプソディ』は米国4,000館で劇場公開され、推定5,000万ドルの興行収入を記録。ディズニー実写映画『くるみ割り人形と秘密の王国』(2018年11月30日公開)を抑えて週末ランキングの第1位を達成した。この数字は、同じく音楽映画の話題作である『アリー/ スター誕生』の4,290万ドルをしのぐもので、音楽伝記映画としては『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)の6,020万ドルに次いで史上第2位となる。

また、本作は10月30日から11月2日にかけて多くの海外市場で劇場公開を迎えており、11月4日までに海外興収7,250万ドルを記録。この週末だけで全世界興行収入は1億2,250万ドルとなっている(なおイギリスでは10月24日に劇場公開を迎えており、それらの累計額が冒頭に触れた1億4,100万ドルである)。
Deadlineによれば、『ボヘミアン・ラプソディ』はイギリスのほかフランスやメキシコ、ドイツなど各国で週末ランキングの第1位を獲得したということだ。クイーンやフレディ・マーキュリーのまったく衰えぬ人気を証明したといえるだろう。

『ボヘミアン・ラプソディ』には製作費5,200万ドルが費やされたとされているため、製作・配給を担当した20世紀フォックスとしては、すでに非常に優れた成績を収めていることになる。このあと本作は、日本にて11月9日に劇場公開を迎えるほか、イタリア、南アフリカ共和国、スペインにて封切られる予定。どこまで数字を伸ばせるか、そして日本ではどのように受け入れられるのか、今後の動向にも引き続き注目したい。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』 は、2018年11月9日(金) 全国ロードショー。

『ボヘミアン・ラプソディ』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

[お詫び]
記事初出時、内容に誤植がございました。現在は正しい表記に修正しております。たいへん申し訳ございませんでした。

Sources: Variety(1, 2), Deadline(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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