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ブラッド・ピットがレース映画で主演へ ─ 『オブリビオン』監督が就任、ディズニーやパラマウントらが争奪戦

『アド・アストラ』ブラッド・ピット来日 ジャパンプレミア
© THE RIVER

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)などのブラッド・ピットが、“レース映画”に出演することが明らかになった。The Hollywood Reporterが報じている。

本作の監督を務めるのは、『トロン:レガシー』(2010)『オブリビオン』(2013)などのジョセフ・コシンスキー。『トップガン マーヴェリック』(2022年5月27日公開)を次回作として控えている気鋭の映像作家だ。またコシンスキーは、ブラッド・ピットとはかつて、『フォードvsフェラーリ』(2019)の前身企画で仕事を共にしていた。もっとも同企画は、キャストとの脚本の読み合わせまで進行していたものの、必要な予算が降りず頓挫してしまったのだという

その後、ジェームズ・マンゴールド監督、マット・デイモン&クリスチャン・ベール共演で企画は再始動し成功を収めたが、ピットとコシンスキーのタッグは実現していなかった。そしてついにその機会が再び訪れたというわけである。詳細は謎に包まれているが、このたびの報道によると本企画には、F1世界選手権の王者であるイギリスのレーシングドライバー、ルイス・ハミルトンが参加しているという。

脚本は『トップガン マーヴェリック』をはじめ、『トランスフォーマー』シリーズなどのアーレン・クルーガーが手掛ける。プロデューサーを務めるのは、『トップガン』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『バッドボーイズ』シリーズなどのヒットメイカー、ジェリー・ブラッカイマーだ。

早くも熱い期待が寄せられる本企画。すでに配給権獲得に向けた熾烈な争いが繰り広げられているようで、そのなかにはパラマウント・ピクチャーズをはじめ、MGM、ソニー・ピクチャーズ、ユニバーサル・ピクチャーズといったハリウッドのメジャースタジオから、Netflix、Apple、Amazonといった各配信媒体までが参加しているとのこと。普段、配給権獲得への争いに参加していないディズニーでさえも、“レース”に参加しているという。一体、どこが獲得に至るのか。いずれにせよ、相当な金額になりそうだ。

Source: The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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