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『スーパーマン リターンズ』ブランドン・ラウス、DCドラマでスーパーマン役に復帰 ─ 大型クロスオーバー「クライシス・オン・インフィニット・アース」で

ブランドン・ラウス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/26072436152

2006年の映画『スーパーマン リターンズ』でクラーク・ケント/スーパーマン役を演じた俳優ブランドン・ラウスが、DCコミックス原作ドラマの大型クロスオーバー企画「クライシス・オン・インフィニット・アース(原題:Crisis on Infinite Earths)」でスーパーマン役に復帰する。米Deadlineが報じた。

1985~1986年の同名コミック(邦訳版はヴィレッジブックス刊)を原案とする「クライシス・オン・インフィニット・アース」は、DCドラマ「ARROW/アロー」(2012-)「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-)「レジェンド・オブ・トゥモロー」(2016-)、2019年10月より米国で放送される「バットウーマン(原題:Batwoman)」の、世界観を共有するアローバース5作品がクロスオーバーする大型作品だ。

報道によると、「クライシス・オン・インフィニット・アース」には二人のスーパーマンが登場するとのこと。ひとりは「SUPERGIRL/スーパーガール」などに登場済みの、タイラー・ホークリン演じる“アローバース版”スーパーマン。そしてもうひとりが、ブランドン・ラウスが演じる、別の時系列に存在するスーパーマンだ。二人がいつ、どのように登場するのかは不明。ブランドン演じるスーパーマンが、『スーパーマン リターンズ』のスーパーマンと同一人物という設定になるのかどうかも分からない。

ちなみに、ブランドンはすでにアローバースにしっかりと出演している俳優だ。「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」を経て、「レジェンド・オブ・トゥモロー」で主役級の人物となったレイ・パーマー/アトムを演じているのである。したがって、「クライシス・オン・インフィニット・アース」でブランドンはアトムとスーパーマンの一人二役を演じるという。

「レジェンド・オブ・トゥモロー」シーズン1
「レジェンド・オブ・トゥモロー」シーズン1より (C) and (TM) DC Comics (C) Warner Bros. Ent. Inc.

「クライシス・オン・インフィニット・アース」はクロスオーバー・イベント史上最長の全5話構成となり、2019年12月に前半3話が、2020年1月に後半2話が米国で放送される予定。ちなみに、「ARROW/アロー」は2019年10月より米国放送のシーズン8をもってシリーズ完結となる。2020年以降、クロスオーバー・イベントはどのように展開されることになるのだろう?

前回のクロスオーバー「エルスワールド」

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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