シュワちゃん、『エクスペンダブルズ4』 監督のアクション映画『Breakout』に主演 ─ 囚われた息子のため脱獄に挑め

アクション映画界のレジェンドであるアーノルド・シュワルツェネッガーが、『エクスペンダブルズ4(原題)』のスコット・ウォー監督によるアクション映画『Breakout(原題)』に出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
公開されているあらすじは、次のようなものだ。濡れ衣を着せられ、外国で25年の刑を宣告された義理の息子を救うため、テリー・レイノルズは大胆な脱獄計画を決行。執拗な刑務所長を欺きながら、国外へ脱出するために時間との戦いに挑むことになる。
シュワルツェネッガーはテリー役で主演し、義理の息子役をはじめとする他のキャストは未定。シュワルツェネッガーは、『エクスペンダブルズ』シリーズ3作にトレンチ役で出演しているが、第4作には続投していないため、ウォー監督とは初タッグに。
これまでにウォーは、『ネイビーシールズ』(2012)や『ニード・フォー・スピード』(2014)、『マイナス21℃』(2017)などを監督。激しい攻防戦やカー・アクションをフィーチャーした作品や、極限状態を生きる主人公をサスペンスフルに描いた作品を手がけた経験が、『Breakout』に活かされそうだ。
『ザ・コール [緊急通報指令室]』(2013)のニコール・ドヴィディオによる原案を基に脚本を担当するのは、ニコールの夫であるリチャード・ドヴィディオ。リチャードは、『ギャロウズ・ヒル』(2013)『THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション』(2014)などで脚本を手がけている。
製作は、『グリーンランド ―地球最後の2日間―』(2020)などを製作したプロダクション会社AntonとOff the Pier Productionsが担当。プロデューサーには、Antonのセバスティアン・レボ、ジョン・ゾイス、Off the Pier Productionのジェフ・エリオットとチャド・ムーア、『レッド・ライト』(2012)のシンディ・コーワン、『インデペンデンス・デイ』(1996)のカーステン・ロレンツらが名を連ねる。
レボは、「レジェンドのアーノルド・シュワルツェネッガーを主演に迎え、スコットのビジョンを実現させるために参加できることを誇りに思います。本作は、世界市場に大きなスケールで高品質のエンターテインメントを提供し続けるAntonのラインナップに最適な作品です」と意気込みを語っている。2023年内に東ヨーロッパで撮影開始予定。
シュワルツェネッガーの映画出演は『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)以来。なお、Netflixの主演ドラマ「FUBAR」は2023年5月25日より配信開始となる。
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Source:Deadline