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『キャプテン・マーベル』ブリー・ラーソン、『スター・ウォーズ』『ターミネーター』のオーディション受けていた

Brie_Larson ブリー・ラーソン
Photo by Gage Skidmore

『キャプテン・マーベル』(2019)『ルーム』(2016)のブリー・ラーソンが、かつて『スター・ウォーズ』『ターミネーター』のオーディションを受けていたという。このたび、ブリーは自身のYouTubeチャンネルを始動させ、初投稿となった動画にて家族や友人たちとのやり取りを配信。その中で、「『スター・ウォーズ』のオーディションを受けたことがあって」と口にした友人に、「私も『スター・ウォーズ』受けた」と告白しているのだ。

また、ブリーは『ハンガー・ゲーム』シリーズや『ターミネーター』のオーディションを受けたことも明かしている。ブリーが「『ターミネーター』のリブート」と形容しているあたり、これは『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)のことだろうか……。

「『ターミネーター』のリブート版について今思い出すのは、(車の)タイヤがパンクしたから。“最後にタイヤがパンクしたのは『ターミネーター』のオーディションに行く途中だったな…”って。オーディションでは私がパンクしちゃって、役はもらえなかったんだけど。」

2000年代前半からテレビドラマや歌手活動でキャリアを開始したブリーは、「United States of Tara(原題)」(2009-2011)や『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)『21ジャンプストリート』(2012)、「コミ・カレ!!」シーズン4・5などで知名度を高め、『ショート・ターム』(2013)で初主演を務めたのち『ルーム』(2016)でアカデミー主演女優賞に輝いた。決して派手なフィルモグラフィではないが、そこで研鑽を重ねてきた実力が評価されてのブレイクとなった形だ。

では、もしもブリーのキャリアに『ハンガー・ゲーム』や『ターミネーター』、はたまた『スター・ウォーズ』が入っていたとしたら? それがどんな役柄だったのか、それがいつだったのかにもよるだろうが、ブリーのキャリアと現在地は──それがどのような形であれ──きっと大きく変わっていただろう。

ちなみに、ブリーがYouTubeチャンネルをスタートさせたのは「この場所でいろんなことを学んできたから。プリンターの使い方から、思いやりのあるアクティヴィスト(社会活動家)になる方法まで」。人種・性差別問題の是正や性暴力被害者の支援など、ハリウッドの第一線で活動する人物として、さまざまな局面で社会的メッセージを発信してきたブリーならではの展開が期待される。「この場所では大切な話題や重要な出来事について語られているし、くだらないコンテンツもないわけではないけれど、個人としての私自身を伝える方法になると思いました」。

Source: Brie Larson

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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