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ブリー・ラーソンとマイケル・B・ジョーダン、『黒い司法 0%からの奇跡』で熱演交わす ─ マイケル・B「彼女についてならずっと話していられる」

黒い司法 0%からの奇跡
© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

冤罪の死刑囚たちのために闘う弁護士ブライアン・スティーブンソンが起こした奇跡の実話を描く『黒い司法 0%からの奇跡』が2020年2月28日より公開となる。

黒人への差別が根強い1980年代アラバマ州、犯してもいない罪で死刑宣告された黒人の被告人ウォルターを助けるため、新人弁護士ブライアンは無罪を勝ち取るべく立ち上がる。しかし、仕組まれた証言、白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫など、数々の差別と不正がブライアンの前に立ちはだかる。果たしてブライアンは、最後の希望となり、彼らを救うことができるのか。

ブライアン・スティーブンソンとともに正義を模索し、冤罪の死刑囚の無罪を勝ち取るべく闘った人物がもう一人いる。『キャプテン・マーベル』(2019)ブリー・ラーソンが熱演するエバ・アンスリーだ。

本作で初めてブリーと共演した『ブラックパンサー』(2018)マイケル・B・ジョーダンは「いつか一緒に働きたいねと話していたんです。この映画で働くチャンスを得て、願いがかなったことが嬉しい」と語る。「彼女もとても賢く、素晴らしい役者。彼女についてならずっと話していられる。

奇跡の立役者となったエバも実在する人物だ。彼女は、なぜ人種差別根強いアラバマの地で勝ち目のない闘いに身を投じたのだろうか。

こちらは『黒い司法』劇中の実際の映像だ。「心理学の学生だった時、論文を書く過程で死刑囚と出会った」と自宅での夕食後に話し始めるエバ。「友達と質店を襲った若者よ。店主を撃ったのは友達なのに…」エバも過去に冤罪に苦しめられていた人々との交流の機会があったようだ。

「それでこの道へ?」同志が自分を手助けしてくれることに嬉しそうに聞くブライアン。エバは当時を思い返し「弁護士は彼の死刑を支持していた。狂犬は死ぬべきだと」こう話す。

ブライアンが弁護するウォルター(ジェイミー・フォックス)のように、身に覚えのない罪で虐げられている死刑囚がほかにも多く存在することも垣間見えてしまう発言。諦めかけたエバの元に、ハーバード大学から電話があった。「ある若者が弁護士資格を取り、国の補助金で相談所を設立すると聞いた。死刑囚のためのね。私はその話に飛びついた」それこそがブライアンだったのだ。この時の、エバの悲しみから闘う決意への変化が印象的である。

黒い司法 0%からの奇跡
© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

『黒い司法 0%からの奇跡』は2020年2月28日(金)ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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