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ブリトニー・スピアーズ伝記映画、本人も製作に参加 ─ 「まだ初期段階、道のりは長い」と『ウィキッド』監督

Britney Spears hnkkk https://www.flickr.com/photos/56818732@N04/6042565894

第82回ゴールデングローブ賞の興行成績賞に輝いた、『ウィキッド ふたりの魔女』のジョン・M・チュウ監督が、次回作となるブリトニー・スピアーズの伝記映画について近況を明かした。ブリトニー本人も製作に関与するという。

ゴールデングローブ賞のレッドカーペットにて、米Entertainment Tonightから「ブリトニーの伝記映画について何か話せることはありますか?」とマイクを向けられたチュウは「彼女もしっかりと関わってくださる予定です」と話した。「僕自身はまだ何も始められていません。アイデアやアプローチの手法はあるのですが、まだ初期段階ですね」。

2023年10月に出版されたブリトニーの回顧録『The Woman in Me』の権利をユニバーサル・ピクチャーズが獲得したと報じられたのは2024年8月のこと。その時点でブリトニーが携わるかは未定だったため、この度のアップデートはブリトニーのファンをはじめ、伝記映画・音楽映画好きにも注目のトピックだ。

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また、誰もが気になるのはブリトニー役のキャスティングだろう。インタビュアーも「ブリトニー役を演じるのに無名の人を探しているのですか? それともポップなガーリー・アイコン、たとえば(シドニー・)スウィーニーや(サブリナ・)カーペンターなどを考えていますか?」と質問を重ねている。

これに対し、チュウは「ファンのキャストはすべて見ていますよ。素晴らしいアイデアがあるかもしれないので、常に考慮に入れています。でも、誰が適任かを考えるより、映画のアプローチがどうなるかが先ですね。ただ、何に対してもオープンでいます」と返している。「初期のブリトニーは…?」と突っ込まれるも、「それは分からないな」と笑顔を見せた。

なお、米Billboardのインタビューでも「若い頃からずっと彼女のファンなので、彼女の正義を貫きたいし、物語を正しく伝えたい」と意気込みを語ったチュウ。ただし「今は開発中で、まだ先は長いですね」とも話した。現在は『ウィキッド ふたりの魔女』の後編にあたる『ウィキッド:フォー・グッド(原題)』の製作中とあって、ブリトニーの伝記映画へ本格的に着手できるのは、同作が公開される2025年秋以降となりそうだ。

『ウィキッド ふたりの魔女』が興収・評価ともに好調で、賞レースのフロントランナーとして有力視されているチュウは、過去にもミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』(2020)、ガールズバンド映画『ジェム&ホログラムス』(2015)、コンサート映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』(2011)などを手がけてきた。音楽にまつわる映画作家として、ますます勢いが加速していきそうだ。

Source: Entertainment Tonight, Billboard

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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