「ずっと、彼を愛してる」ブルース・ウィリスの妻、夫の誕生日に愛の言葉

大人気アクション映画『ダイ・ハード』シリーズや、『アルマゲドン』(1998)などで知られる大スター、ブルース・ウィリスが2023年3月19日に68歳の誕生日を迎えた。妻のエマ・ヘミング=ウィリスはファンに向けて愛と感謝のメッセージを発信している。
ブルースは2022年3月、失語症のため俳優業から引退を公表しており、翌年2月には失語症の症状が進行して前頭側頭型認知症と診断されたことが公表されていた。
現在療養中のブルースが68歳の誕生日を迎えた日、妻のエマが自身のInstagramに、ブルースとの思い出をまとめたモンタージュ動画を投稿。その映像には仲睦まじい様子でバケーションを楽しむ2人や、2人の間に誕生した子どもたちと一緒にブルースが遊ぶ場面など、ファミリーマンとしての姿が切り取られている。
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この投稿でエマは、「彼は純粋なる愛であり、彼は心から愛されています。私はずっと、彼を愛しています。ハッピーバースデー、マイ・スイートハート。私のブルースへの誕生日の願いごとは、ファンの皆さんが最高の波動で彼に祈りを捧げ続けてくれることです。彼は感覚が鋭い魚座の魂を持っているので、それを感じられるからです。彼を慕って気にかけて頂き、本当に感謝しています」とメッセージを発信している。
この動画をアップする前にエマは別の動画も投稿しており、「今日は夫の誕生日なんです。腫れぼったい目と鼻水で分かるように、朝から泣いてしまいました」との言葉で始めている。「周りから逆境に気丈に対処していると感心されるが、この状況で子ども2人を育てなければならないことにプレッシャーを感じている」との気持ちを吐露し、夫であるブルースの誕生日は特に辛いと告白した。
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動画のコメント欄には、「今日は、悲しみや切なさを感じる一日ですが、裏を返せば、夫や私たち家族に向けられた皆さんの温かさや愛情を感じられて、希望の光を見い出してもいます。皆さんのメッセージや体験談を拝見し、感謝の言葉しかありません。あなた方との絆は私の助けになっています。私があなた方を気にかけ、あなた方の旅を深く理解していることを分かって頂くことが、少しでもあなた方の助けになればと願っています」と綴っている。エマは、認知症を診断された家族を持つファンからのメッセージや励ましに、大いに勇気づけられているようだ。
なお、ブルースにとって最後の出演作となるSFアクション映画『Assassin(原題)』は、2023年3月31日に米国にて封切られる。今後、ブルースの新作は目に出来なくなるが、過去に出演した数多くの名作で、これからもファンの心に永遠に記憶されることだろう。
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Source:@Emma Heming Willis