『ブレット・トレイン』は「失禁しそうになるくらい笑いまくった」と出演者 ─ 「見逃したくないサマームービー」

伊坂幸太郎による『マリアビートル』をハリウッドが映画化する『ブレット・トレイン』の感想を、メインキャストのアーロン・テイラー=ジョンソンが明かしている。日本を走る新幹線を舞台に、殺し屋たちが繰り広げるスタイリッシュアクションにも注目が集まる本作だが、コメディ色も相当強いらしい。
米ソニー・ピクチャーズは、スペインはバルセロナで開催された欧州最大の映画見本市 CineEuropeに参加し、『ブレット・トレイン』のプレゼンテーションを実施。ゲストとして出演者のアーロン・テイラー=ジョンソンが登壇し、作品の魅力を語った。「先週観ました」と鑑賞ホヤホヤであることを明かしたアーロンは、その感想を以下のように話している。
「席で失禁しそうになるくらい笑いまくりました。見逃したくないサマームービーになっていますよ。」
『ブレット・トレイン』では、原作に基づき個性的すぎる殺し屋たちが登場するが、アーロンが推すキャラクターは主演のブラッド・ピットが演じるレディバグ。アーロンは「皆さんもブラッド・ピットを愛さずにはいられなくなりますよ。彼は世界一ハンサムな男ですが、喜劇の天才でもあります」とピットの活躍を予告し、作品のコメディ要素も強調した。
本作はアメリカでは2022年8月5日、日本では同年9月1日に封切られる予定。これまでの米ソニー作品同様に劇場のみでの公開となるが、アーロンいわく、とりわけ本作は「劇場体験のため、(製作に)100%身を投じた」作品なのだという。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』『ゴースト・バスターズ/アフターライフ』『アンチャーテッド』など、ソニーはコロナ禍でも劇場ヒット作を連発させているが、果たして『ブレット・トレイン』もこの好調の波に乗ることができるだろうか。
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Source: Variety