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『ブレット・トレイン』真田広之、ぶっ飛んだ日本観を「逆に楽しんだ」 ─ ブラッド・ピットとの初共演を振り返る

ブレット・トレイン

伊坂幸太郎の大ベストセラー小説『マリアビートル』をハリウッド映画化した『ブレット・トレイン』より、エルダー役として参加した真田広之のインタビュー映像が公開された。

2000年代から活動拠点を海外に移し、いまや日本を代表する国際派俳優となった真田は、近年では『モータルコンバット』(2021)での活躍ぶりも記憶に新しい。今回の映像では本作の出演オファーを受けた理由、主演のブラッド・ピットとの初共演について語られている。

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本作で真田広之が演じたのは、なにかと“運命”を語りたがる剣の達人エルダー。一見慎ましく寡黙だが、断固として家族を守るという信念を持つキャラクターだ。本作の出演は、以前一緒に仕事をしたデヴィッド・リーチ監督から、オファーという形でシナリオを受け取ったことがきっかけ。「(脚本が)非常に面白くて、ドラマもアクションもコメディも、いいバランスで書かれている」「それをあの監督が撮るのであれば、絶対に面白い作品になるんだ、と思ったのでもう即答でした」「乗車します!って感じでした(笑)」と明かしている。

また、日本の小説が原作であることについては「うまいアダプテーションをされてて、映画のシナリオになっていると思った」「自分とその息子役の“キムラ”。この二人が日本人ということで、そこのパートはしっかりしなきゃなと(思った)」と述べ、日本人としてのプレッシャーを認めている。同時に、本作独自の“日本”の世界観も「未来のおとぎ話的な日本で描かれていると思った」「基本的にはこの世界観を楽しもうという感じでした」といい、存分に楽しんだことを語っている。

ブレット・トレイン

ちなみに真田が好きなシーンは、レディバグ役のブラッド・ピットとの共演シーン。特に会話の場面が印象に残っているようで、「ブラッドはアドリブでテイクごとに違うセリフを言ってきたり、アプローチが変わったりするんですよね。注意深く聞いていないとリアクションを取れないし、(エルダーの)キャラクターで返さなきゃいけない、そういうプレッシャーがありました」と振り返っている。「笑ってしまうぐらい面白いセリフを言ってくるので、危うく笑いそうになるんですけども、キャラクターをキープしないといけない」。

真田とブラッドは本作が初共演。「カメラテストで顔合わせをした時からとてもフレンドリーで紳士的で親しみやすいと言いますか、コミュニケーション取りやすい、懐が広いと言いますか。とてもいい雰囲気の中で撮影が出来たので本当によかったと思いますね」と撮影現場を回想した。

映画『ブレット・トレイン』は、2022年9月1日(木)より全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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