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なぜ働いても裕福になれないのか ─ 『21世紀の資本』映画版が公開決定、ポップカルチャーでひも解く現代の経済学

21世紀の資本
©2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved

フランスの経済学者トマ・ピケティの同名ベストセラーを映画化した社会派ドキュメンタリー、『21世紀の資本』が2020年3月20日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開となる。世界的ムーブメントを巻き起こした経済学書が、映画や小説といったポップカルチャーを交えつつ、より間口を広げた映画として登場だ。

2014年に邦訳版も発売され、一大ブームを巻き起こした経済学書『21世紀の資本』(みすず書房刊)は、史上もっとも重要な経済学書として世界中からの称賛を浴びた。しかし700ページという大著のため、頭から完読するのが難しい一冊としても知られている。そこで著者のトマ・ピケティが自ら監修・出演を務め、経済学に詳しくなくとも、五感で理解できるよう完全映画化を試みたのが今回の映画版だ。

映画版『21世紀の資本』では、著書で実証された理論を、難しい数式などを一切使用せず映像で表現。『ウォール街』(1987)や『プライドと偏見』(2005)、『レ・ミゼラブル』(2012)、そして人気アニメ「ザ・シンプソンズ」などの映画や小説、ポップカルチャーをふんだんに使用しながら、過去300年にわたる世界各国の歴史を“資本”という観点から切り取っている。

本作をいち早く観賞したジャーナリストの池上彰氏は「本も読んでほしいところだが、まずは映画で現実を直視しよう。いくら働いても豊かになれない秘密を映画は教えてくれる」と鑑賞を推奨。“働いても裕福になれないのはなぜか?”“社会の何を変えなければいけないのか?”。21世紀を生きる私たちが知るべき課題を次々と明らかにし、世間に渦巻く格差社会への不満や政治への不信感をはじめ、誰も正しく教えてくれなかった答えをそっと差し出してくれる一作だ。昭和の高度経済成長、平成のリーマン・ショックの真相にも迫る、必見の経済エンターテインメントである。

21世紀の資本
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映画『21世紀の資本』は2020年3月20日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開

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THE RIVER編集部
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