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アル・カポネの晩年描く映画『カポネ』主演トム・ハーディ&マット・ディロンの葉巻姿が激シブの場面写真

『カポネ』
©2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)『ヴェノム』(2018)のトム・ハーディ主演、暗黒界の帝王アル・カポネの知られざる最晩年を描く伝記映画『カポネ』が、2021年2月26日(金)より全国公開となる。この度、カポネ役のトム・ハーディをはじめ、マット・ディロンやカイル・マクラクランなど、豪華俳優たちの哀愁漂う場面写真が到着した。

アル・カポネと聞くと、マフィアということもあり、葉巻をイメージする方も多いのでは。実際に彼の名に由来したタバコの銘柄が作られるほどの影響力を持っている。このたび公開された場面写真では、何か悟ったような表情で葉巻をくわえるカポネ役のハーディや、体を壁にもたせ掛けて葉巻を持つカポネの親友ジョニー役のディロンの渋い姿が印象的だ。

『カポネ』
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『カポネ』
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カポネの妻メアリー役を演じる『グリーンブック』(2018)のリンダ・カーデリーニは、献身的に夫を支える姿が印象に残る。また、主治医カーロック役を演じるカイル・マクラクランもさすがは演技派俳優として、見事な変貌ぶりを見せている。

『カポネ』
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『カポネ』
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『カポネ』
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『カポネ』
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『カポネ』
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『スカーフェイス』(1983)や『アンタッチャブル』(1987)など、数々のギャング/マフィア映画でモデルとされてきた伝説のギャング“アル・カポネ”。シカゴに巨大な犯罪帝国を築き上げ、約450件の殺人に関与したとされている。“暗黒街の顔役”として史上最も有名なギャングスターとなったアル・カポネの、病魔に蝕まれた晩年の姿を演じたのがトム・ハーディだ。『ダークナイト ライジング』(2012)や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)など、徹底的な役づくりで数々のキャラクターを具現化してきた。

カポネの顔面に残った傷スカーフェイスは、4時間にも及ぶメイクでリアルに再現。また、ほとんど話すことができなくなったカポネの晩年を、ハーディは喉と鼻の奥から響く独特な呻き声によって印象的に演じきっている。その姿はまさに、幻想に取りつかれた晩年のカポネそのものだ。

本作のプロデューサーを務めるローレンス・ベンダーは、主演のハーディについて「同世代の俳優で頭一つ抜きん出ている1 人と絶賛。「役作りに没頭し、 自分が演じる人物としっかりと心を通わせていました。役と心の通じ合う俳優がいるときは、いつでも魔法が生まれる。 トムはカメレオンであり、とてつもない才能の持ち主ですね」。ベンダーがこう語るように、ハーディは狂気に駆られるカポネの不安定な内面を繊細かつ大胆に再現している

1940年代半ば、長い服役生活を終えたアル・カポネは、フロリダ州の大邸宅で家族や友人たちに囲まれながら静かな隠居生活を送っていた。かつて“暗黒街の顔役”と恐れられたカリスマ性はすでに失われ、梅毒の影響による認知症を患っている。一方、そんなカポネを今もなお危険視するFBIのクロフォード捜査課は、彼が仮病を使っていると疑い、隠し財産1000万ドルの在り処を探るために執拗な監視活動を行っていた。やがて、病状が悪化したカポネは現実と悪夢の狭間で奇行を繰り返すようになる。これにFBIや担当医は困惑。愛妻のメアリーも彼の真意が掴めずにいた…。歴史上最も有名なギャングの最晩年を新たな視点で描いた驚愕の物語が、ここに明かされる。

脚本・監督は、『クロニクル』(2011)やリブート版『ファンタスティック・フォー』(2015)のジョシュ・トランクが務めた。

映画『カポネ』は、2021年2月26日(金)より新宿シネマカリテ、ヒュ ーマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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