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『キャッツ』世界屈指の才能集結、ダンスリハーサル風景が公開 ─ 傑作ミュージカルの映画化に俊英が挑む

キャッツ
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世界累計動員数8,100万人、日本公演通算1万回を誇る傑作ミュージカルの映画版『キャッツ』が2020年1月24日(金)に公開される。このたび、プロダンサーと俳優陣が互いの芸術性を高め合う様子をとらえたダンスリハーサルのメイキング映像が到着した。

ミュージカル『キャッツ』は、イギリスの詩人T・S・エリオットの詩集をもとに、『オペラ座の怪人』などのアンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を、『レ・ミゼラブル』などのキャメロン・マッキントッシュがプロデュースを担当した奇跡の作品。映画化にあたっては『レ・ミゼラブル』(2012)のトム・フーパー監督、トニー賞を3度受賞した『ハミルトン』やブロードウェイ版『キャッツ』振付家のアンディ・ブランケンビューラー、製作総指揮に巨匠スティーヴン・スピルバーグが参加した。

俊英ブランケンビューラーのもと、猫のように軽やかに舞い踊るため、出演者たちは日々切磋琢磨しあってきたという。真剣な表情からは現場の緊張感がうかがえる一方、かつてない挑戦を心から楽しんでいる様子も感じられる。「“大勢の人が猫になりきる”なんて荒唐無稽に聞こえるけど、だからこそ最高に楽しいんだ」と語るのは、バストファージョーンズ役のジェームズ・コーデンだ。

主人公ヴィクトリア役のフランチェスカ・ヘイワードは、「猫の軽やかさを表現するのにバレエの動きが役立った」と、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルを務めるほどの実力と経験が活きたことを明かす。さまざまなジャンルのトップダンサーたちが参加した本作は、一瞬の動きでさえ目を奪われるほどに軽やかで美しいダンスも見どころのひとつだ。

「新たなステップやジャンルを取り入れた」と語るのは、歌手・ダンサー・俳優として活動するラム・タム・タガー役のジェイソン・デルーロ。「魔法を生み出した」との言葉通り、あらゆるスタイルがひとつに融合し、お互いの芸術性を持ち寄って完成へと向かっていく様子はまさしく“魔法”そのものだ。

全米公開に先駆けて開催されたワールド・プレミアでは、トム・フーパー監督や豪華キャストが集合。監督は「『キャッツ』は優しさの持つ力を謳いあげる作品。今の時代に学ぶところは多い。キャッツたちが新たにやって来た白猫ヴィクトリアから、優しさの大切さを学ぶ物語だから」と語った。また、テイラー・スウィフト&アンドリュー・ロイド=ウェバーによる新曲「Beautiful Ghosts」は第77回ゴールデン・グローブ賞の主題歌賞にノミネートされており、これを受けて、テイラーは「この1年でもすごく大きな出来事。素晴らしい音楽チームと働くことができて良かった」と語った。

映画『キャッツ』は2020年1月24日(金)全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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