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『ワイスピ』ジョン・シナ参戦の告知、「なんじゃこりゃ」状態だった ─ 動画を見返すと本当に「なんじゃこりゃ」の顔をしている

https://www.instagram.com/p/BwsrZnDnB8s/

最新作『ワイルド・スピード/ファイヤー・ブースト』も好調の『ワイスピ』シリーズにまつわる珍妙奇天烈な爆笑裏話が明らかになった。ジェイコブ・トレット役のジョン・シナがシリーズ参戦をアナウンスされた際、当の本人はなんのこっちゃ分かっていない状態だったというのだ。ジョン・シナ本人がトーク番組の収録で明かした。

WWE人気プロレスラー出身であるジョン・シナは、2021年の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でシリーズ初出演。主人公ドムの弟であるジェイコブ・トレットという非常に重大な役で悪役として登場した。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
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ジョン・シナの参戦は、2019年に主演ヴィン・ディーゼルのInstagramによって示唆発表されていたものだ。セルフカメラを回したディーゼルは「パブロが連れてきてくれた」と、アツいことを言いながらジョン・シナを紹介。この動画をもって、「あのジョン・シナが『ワイスピ』に合流した」との衝撃的なニュースが世界中を駆け巡ることとなった。

しかしシナが明かしたところによると、実はこの映像はディーゼルがいきなり勝手に撮り始めたもので、シナ本人はまさか自分が『ワイスピ』に迎え入れられたのだとは、全く知らない状態だったのだという。なんとも可笑しい話だ。

シナによればこの日の会合は、単純にヴィン・ディーゼルが自分に会いたがっているとの連絡をもらったからだった。特に『ワイスピ』や映画の話が目的だとは全く知らされておらず、「なかなかない機会だから」と、ディーゼルの元に気軽に出かけたのだそうだ。

「そこで、“トレット道場”みたいな場所で会いました。彼の稽古場で、ブラック・チャージャーがあって、『ワイスピ』のポスターが壁に貼ってある、すごい場所なんです。」

そこに現れたディーゼルは、シナ曰く「本当にドム・トレットそのものって感じ。現実じゃないみたいでした」。まず2人は、お互いの人生観などを語り合ったそうだ。「ただお互いの雰囲気を探ってたって感じで。探られる理由もなかったと思いますが、なんか探られているような気がして。殴られないといいなって思ってましたが」とシナは実感を振り返る。

「そしたらいきなり彼がInstagramでライブ配信をし始めたんです。6,000万人くらいフォロワーがいるところでですよ」とシナ。「“よし、入ってくれ”と言われて。僕は見てただけ。まるで僕を映画に誘っているみたいなことを始めたんです。その時、僕はユニバーサルの人から一切正式な話をもらっていませんでした。でも、ヴィン・ディーゼルが紹介し始めてるから、これって自分も出演するってことなのかなと」。

動画が撮影されている最中、ポカンとしていたシナ。「僕、何も喋ってないんですよ。その動画はまだ彼のアカウントにあるから実際に見てください」。その時の実際の映像がこちらだ。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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