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ジョニー・デップ版『クリスマス・キャロル』に『ハリー・ポッター』『スター・ウォーズ』キャストが出演決定

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで知られるジョニー・デップ主演でチャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』を映画化する『Ebenezer: Christmas Carol(原題)』に、『ハリー・ポッター』シリーズのルパート・グリント、『スター・ウォーズ』のデイジー・リドリーら豪華キャストが加わることがわかった。米Deadlineが報じている。

ディケンズの古典的名作『クリスマス・キャロル』は、長年にわたって何度も翻案されてきた物語だ。老いた守銭奴のエベニーザ・スクルージが、かつてのビジネスパートナーの亡霊と、「過去・現在・未来のクリスマス」を象徴する精霊たちに訪問され、自分の人生や周囲の人々への態度を見つめ直して改心する姿が描かれる。

デップ版は、ディケンズ時代のロンドンを舞台にしたスリリングなゴーストストーリーになるとされ、スクルージが過去・現在・未来と向き合いながら、二度目のチャンスを求めて奮闘する超常的な旅路を描く。

デップはスクルージ役を演じる。正式発表ではないものの、関係者によるとグリントはスクルージの献身的な部下ボブ・クラチット役を演じるという。

その他のキャストも豪華な顔ぶれとなり、『スター・ウォーズ』シリーズ続編3部作シリーズのレイ役でおなじみのデイジー・リドリーほか、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイアン・マッケラン、『ハンガー・ゲーム』シリーズのサム・クラフリン、『ベルファスト』(2014)のチャーリー・マーフィー、『ビートルジュース ビートルジュース』(2024)のアーサー・コンティ、『ノクターナル・アニマルズ』(2016)のエリー・バンバー、『アムステルダム』(2022)のアンドレア・ライズボロー、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のトラメル・ティルマンが名を連ねる。いずれも演じるキャラクターの詳細は明らかになっていない。

監督は、『X エックス』シリーズ3部作でメガホンをとったタイ・ウェストが務め、脚本は「レギオン」(2017-2019)を手がけたナサニエル・ハルパーン。プロデューサーは『アバター』(2009)のエマ・ワッツが担い、製作総指揮は、『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』(2020)のスティーヴン・ドイターズ、『MINAMATA―ミナマタ―』(2020)のジェイソン・フォルマン、『ARGYLLE/アーガイル』(2024)のアダム・ボーリングとデヴィッド・リードが務める。

なお、ワーナー・ブラザースでも、『ノースマン 導かれし復讐者』(2021)などを手がけたロバート・エガースよる別の映画企画が進行中で、『哀れなるものたち』(2023)などのウィレム・デフォーがスクルージ役を務める予定だ。『Ebenezer: Christmas Carol』は、2025年に発表された2作目の『クリスマス・キャロル』映画となる。

繰り返し翻案されてきた名作『クリスマス・キャロル』のスクルージ役を、デップはどんな解釈で演じるのか。続報の到着が待たれる。

Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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