『ハリー・ポッター』J・K・ローリング児童書『クリスマス・ピッグ』映画化が進行中 ─ 少年とブタのぬいぐるみの冒険物語

今なお世界中で絶大なる人気を誇る『ハリー・ポッター』シリーズの原作者、J・K・ローリングが執筆した児童書『クリスマス・ピッグ』が映画化されることが明らかとなった。米Varietyが報じている。
2021年に出版された『クリスマス・ピッグ』の主人公は、ジャックという名前の少年。ジャックは可愛がっていたダーピッグ(愛称DP)というオモチャを無くしてしまい、代わりにクリスマス・ピッグ(愛称CP)というブタのぬいぐるみを与えられるが、ジャックはDPのことが恋しくて仕方がない。ジャックを元気づけたいCPは、DPを探すためにランド・オブ・ロスト(失われた国)へ一緒に旅立つ。2人は道中でサンタクロースをはじめとする伝説的な人物に出会い、最終的にジャックは自分の喪失を受け入れて、CPと家へ帰るというストーリーだ。
ローリングにとって、『ハリー・ポッター』シリーズの後に初めて書いた児童小説。自身の息子が持っていた双子のブタのぬいぐるみからインスピレーションを得て、『クリスマス・ピッグ』を執筆したという。イラストの担当は、数々の賞を受賞してきたジム・フィールド。20以上の言語に翻訳された『クリスマス・ピッグ』は、日本でも出版されている。
現時点で映画化企画は非常に初期の段階にあり、まだ製作会社は決まっていないとのこと。映画『ハリー・ポッター』シリーズとスピンオフ映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズは、ワーナー・ブラザースが製作した。
その他のプロジェクトとしてローリングは、『ハリー・ポッター』シリーズのドラマ版で製作総指揮を務める予定だ。
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Source:Variety