『ウィキッド』監督、次はブリトニー・スピアーズ伝記映画 ─ アリアナ・グランデがブリちゃん役情報を否定「まだ話していない」

『ウィキッド ふたりの魔女』が日本でも大ヒット中だ。公開3週時点で動員数100万人を突破し、動員ランキングでは『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』の下につけ3週連続で2位。2025年の洋画としては最速で興収10億円を突破した。
その後編『Wicked: For Good』は2025年11月21日に米公開予定で、再びの話題作となることは保証されたようなもの。第97回アカデミー賞では10部門ノミネートのうち衣装デザイン賞と美術賞を獲得したが、後編では更なる快挙もあり得るだろう。
そんな大ヒットミュージカル作を監督したジョン・M・チュウが次に手がけるのは、平成を代表するあのポップスター、ブリトニー・スピアーズの伝記映画だ。
『Oops!…I Dit It Again』『ベイビー・ワン・モア・タイム』や『トキシック』などの大ヒット曲で知られるブリトニーといえば1990年〜2000年代に一世を風靡した歌姫。日本ではブリちゃんとの相性で親しまれ、平成の洋楽界を知るファンなら誰もが彼女の活躍を目にしたことだろう。
映画版でのキャスティングは不明だが、『ウィキッド』でグリンダ役を演じたアリアナ・グランデや、サブリナ・カーペンター、ミリー・ボビー・ブラウンが候補との噂も。これらに対しチュウ監督は「いずれも正しくありません」とXで否定。「ワクワクする内容ではありますが、本作のキャスティングに関する話し合いはまだ始まっていません。企画段階としてはまだ早すぎます。すみません」と、ネット記事に反応した。
伝記映画では、2023年10月に出版されたブリトニーの回顧録『The Woman in Me』に基づく内容になるとされ、ブリトニー本人も製作に携わる。ディズニーの子ども番組『ミッキー・マウス・クラブ』に出演していた時代から、大々的に詳細が報道された後見人訴訟まで、スピアーズがポップ界のスーパースターになるまでの道のりを描くといい、原書では元恋人ジャスティン・ティンバーレイクとの関係についても詳述されている。製作は『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)『8 Mile』(2002)などのユニバーサル・ピクチャーズ。
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