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ジェイク・ギレンホール、『タイラーレイク』監督と初タッグ ─ 勲章受章の殉職兵、16年前の真実

Jake Gyllenhaal ジェイク・ギレンホール
Photo by Siebbi http://www.ipernity.com/home/siebbi

『ナイトクローラー』(2014)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)などのジェイク・ギレンホールが、アフガニスタン紛争で戦死した米兵士の真実に迫る映画『Combat Control(原題)』で主演を務めることがわかった。メガホンを取るのは、『タイラー・レイク -命の奪還-』(2020)で監督デビューを飾ったサム・ハーグレイブだ。米Deadlineが報じている。

本作は、2000年初頭、タリバン政府&国際テロ組織アルカイダと、アメリカをはじめとする有志連合諸国との間で勃発したアフガニスタン紛争にて、空軍戦闘管制官として徴兵されたジョン・チャップマンの活躍を描いた伝記映画。2002年に殉職したチャップマンは、およそ16年後にその功績を認められ、2018年に名誉勲章を受章している。原作は、ダン・シリングとロン・ロングフリッツによるベストセラー書籍『Alone at Dawn』(2019)。

チャップマンに名誉勲章授与を検討するための調査を行ったのは、空軍大尉コーラ・アレクサンダー。チャップマンの活躍を目撃した証人がいないという困難な状況の中、ベトナム戦争以来となる空軍兵士の名誉勲章授与に導いた。現在、アレクサンダーを演じる女優のキャスティングが開始されているという。

ギレンホールは製作を兼任。ほか製作には、『世界にひとつのロマンティック』(2015)などのマシュー・ローズや『マイル22』(2018)のジョナタン・グレイ、ハーグレイブ監督と長年にわたりタッグを続けるシェルビー・マローンが名を連ねている。米MGMが、配給権の契約締結に向けて進めているという。

本作はハーグレイブ監督にとって、クリス・ヘムズワース演じる屈強な傭兵の勇姿を描いた『タイラーレイク』に続く長編2作目。スタントマンとしてキャリアを始めた監督の本格アクションには期待大だ。また、名誉勲章授与という題材といえば、セバスチャン・スタン主演の戦争映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』(2019)と通ずるものがあるが、本作でのアプローチ方法にも注目したい。

Source: Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。