『死霊館』ドラマ化、「ジェシカ・ジョーンズ」や「ワンダヴィジョン」脚本家らが就任 ─ 映画シリーズを継続する内容に

人気ホラー映画シリーズ『死霊館』のテレビドラマ化企画が、大きく動き出した。「ジェシカ・ジョーンズ」「サニー」などのナンシー・ウォンがショーランナー・脚本家・製作総指揮に就任し、「ワンダヴィジョン」などマーベル作品で活躍するキャメロン・スクワイアーズ&ピーター・キャメロンが脚本家チームに加わることがわかった。米Varietyが伝えている。
本企画は、2023年に米HBO Maxで開発中であると発表されていたもの。プロットの詳細は不明だが、映画版シリーズの物語を継続するストーリーと伝えられている。映画版プロデューサーのピーター・サフランが製作総指揮を務め、シリーズ創造主のジェームズ・ワンのアトミック・モンスターが製作を担当。ワーナー・ブラザース・テレビジョンがスタジオとなる。
シリーズの指揮を執るウォンは、A24製作・西島秀俊出演のAppleシリーズ「サニー」、マーベル・ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」、「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」などのテレビシリーズでプロデューサー・脚本を務めてきた実力派だ。
スクワイアーズ&キャメロンも豊富なキャリアを持ち、共に「ワンダヴィジョン」(2021)「アガサ・オール・アロング」(2024)で脚本を担当。キャメロンは『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025)『ウェアウルフ・バイ・ナイト』(2021)「ムーンナイト」(2022)にも携わり、スクワイアーズは「スター・ウォーズ:アコライト」(2024)や「ザ・ボーイズ」スピンオフ「ジェン・ブイ」シーズン2などでも脚本を手掛けている。
『死霊館』シリーズは、2013年の第1作『死霊館』を皮切りに、第2作『死霊館 エンフィールド事件』(2016)、第3作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(2021)が製作されており、現在は第4作『死霊館 最後の儀式』が2025年9月5日より世界公開中(日本では10月17日公開)。すでに世界興収1億9400 万ドルを突破する大ヒットを記録している。
また、同ユニバースからは、呪いの人形・アナベルにフォーカスした『アナベル』シリーズ、悪魔のシスター・ヴァラクのスピンオフ『死霊館のシスター』シリーズ、中南米の怪談に基づく『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』(2019)なども誕生。いまやハリウッドの一大ホラー・ユニバースへと成長している。
『死霊館 最後の儀式』は2025年10月17日より日本公開。
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Source:Variety