『コンスタンティン2』正式ゴーサイン、キアヌ・リーブス認める ─ 前作と同じ世界観で製作準備決定

キアヌ・リーブス主演、DC映画『コンスタンティン』(2005)の続編企画について、ついにスタジオから正式なゴーサインが出たようだ。リーブスも製作の意向を認めた。
『コンスタンティン』は、私立探偵にして悪魔祓いのジョン・コンスタンティンを描くオカルト・ダークファンタジー。続編企画は2022年9月に発表され、リーブスや監督らを再び迎えることが決まっていたが、DC映画の計画の全面刷新もあって、状況は二転三転していた。
しかしその後、2023年の全米脚本家組合(WGA)によるストライキ以前に脚本作業が開始され、前作を手がけたフランシス・ローレンス監督がつい先日、「今までで最も実現に近づいている」と企画が本格始動を迎える旨を語っていたところ。これに合わせて、リーブスもInverseに向けてコメントしている。
「僕たちは10年以上、この映画を作ろうとしていて、つい最近ストーリーをまとめてDCスタジオにプレゼンしたところ、”オーケー”と言ってもらえたんです。だからこれから脚本を書こうとしています。」
既報では2024年9月時点で初稿が完成していたとのことだったが、これから改稿に臨むということだろうか。リーブスは物語の内容については口を閉ざしているが、続編が前作と「同じ世界」にあることを認めている。
「そこから外れることはありません」と物語の世界に軽く触れた上で、「ジョン・コンスタンティンはもっと拷問されることになるでしょう」と冗談めかして語っている。
新作映画『Outcome(原題)』ではコメディ俳優キアヌが帰ってきたと共演者から評価を受け、人気シリーズ『ジョン・ウィック』を再演するには「膝が無理」とも言っていたリーブス。今後のキャリアにも注目が集まっている中で、根強い人気を誇る『コンスタンティン』再演はファンにとっても喜ばしいかぎり。企画の進捗を楽しみに待とう。
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Source:Inverse