海外で『エイリアン:コヴェナント』限定デザイン仕様のBlu-rayリリースが早くも発表に
先日2017年5月19日、遂に米国で公開されたリドリー・スコット監督の超話題作『エイリアン:コヴェナント』。
現在インターネットをはじめとする様々な場所で本作品の話題が取り上げられており、興行収入に関しても、2017年5月22日の段階において米国内で約3900万ドル(2017年5月現在レート:約43億円)を超え、全世界的には約1億2100万ドル(2017年5月現在レート:約135億円)に到達しているということである。
一方日本での公開は同年9月15日が予定されているが、諸外国ではすでに『エイリアン:コヴェナント』熱もいい具合に落ち着いているであろう頃に満を持しての公開となる。その為今から日本公開を待ち侘びている『エイリアン』愛好家たちは、現在あらゆる場所で飛び交っている本作品のネタバレ的内容に関して細心の注意を払っていないと、いずれ訪れる魅惑の本編鑑賞の日が台無しになってしまうという危機感にも苛まれているはずではないだろうか。
というわけで、今回はまだ日本では鑑賞が不可能な本編の話題はすっ飛ばして、その先に待ち構えている楽しみに関しての話題に触れてみたい。
『エイリアン:コヴェナント』特性スチールブック仕様Blu-rayが発売決定
英国のHMV公式ウェブサイトには、現在劇場公開がはじまったばかりの本作品のBlu-rayリリース情報がすでに登場している。明確なリリース時期についてはまだ発表されていないようだが、昨今のソフト化リリース傾向を見る限りでは、おそらく日本公開時期と同じ今秋あたりになるのではないだろうか。近年、多くの映画作品が劇場公開からほとんど間を置かずしてソフト化されるようになった上に、大々的に広範囲な劇場公開に至らない作品に関しては、劇場公開とほぼ同時期のVOD(ビデオ・オン・デマンド)配信やソフト化リリースというケースも多く見られる。インターネットの普及などによる映像配信技術の向上により、今までは陰に埋もれがちだった映像クリエイターたちの作品が世に溢れ出るようになり、その影響もあるのか様々な意味で映画業界もずいぶんと様変わりしたことを伺わせる。
まあいずれにせよ、映画は劇場の大きなスクリーンで観るに越したことはないが、気に入った作品に関しては当然手元に置きたくなるのが映画愛好家の性である。そしてやはりそのコレクション性という側面では、ジャケットのデザインや限定性などにもついつい心が揺り動かされてしまう。
今回リリースが発表されている商品に関しても、HMV限定デザインのスチールブック仕様で、まだ本作品を鑑賞していないにも関わらず、愛好家であればジャケ買い必須となる趣を感じさせる。
Enjoyed #AlienCovenant on the big screen this weekend? You’ll want our #hmvExclusive #Steelbook with blu-ray & 4k! https://t.co/bt08bi3SQd pic.twitter.com/dmexzOt0pH
— hmv (@hmvtweets) 2017年5月21日
またこの他にも、同じく英国のzavvi限定デザインによる「エイリアン:6フィルム・コレクションBlu-ray」(Alien: 6 Film Collection Blu-ray)がリリースを予定していて、Blu-ray.comにはすでにその限定デザインのジャケットが公開されている。こちらも圧倒的な迫力であり、多くの愛好家は当然すべてのシリーズのソフトを持っているにも関わらず、無駄に購入してしまうに違いない。
こちらのコレクションに含まれている作品は、わざわざ言わずともお解りかと思うが念のため、リドリー・スコット監督の『エイリアン』、ジェームズ・キャメロン監督の『エイリアン2』、デヴィッド・フィンチャー監督の『エイリアン3』、ジャン=ピエール・ジュネ監督の『エイリアン4』、そして同じくリドリー・スコット監督により再始動した『プロメテウス』と、今回の『エイリアン:コヴェナント』の6作品である。
というわけで、まずは本編を観なければ何もはじまらないのだけれど、こういった小さな楽しみに心躍らせながら、刻一刻と迫り来るが未だ遥か遠い日本公開を気長に待つことにしよう。
source : http://www.boxofficemojo.com/movies/?id=alienparadiselost.htm
http://store.hmv.com/film-tv/alien-covenant
Eyecatch Image:https://twitter.com/hmvtweets/status/866361727318937605