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『クリード 炎の宿敵』33年前、ドラゴ役にドルフ・ラングレンが起用されたのは「完璧だったから」 ─ 『ロッキー』スタローンとの対談映像が公開

クリード 炎の宿敵
©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

2015年に『ロッキー』シリーズの新章として全世界で大ヒット・大絶賛された映画『クリード チャンプを継ぐ男』の続編、『クリード 炎の宿敵』が2019年1月11日(金)に公開される。

『ロッキー4/炎の友情』(1985)でロッキーの親友アポロの命を奪ったドラゴ。今、その息子同士の戦いが始まる。ロッキーの指導によって世界王者となったアポロの息子、アドニス・クリードに対するのはドラゴの息子ヴィクターだ。「殺人マシーン」と呼ばれた父から全てを叩き込まれた最強の挑戦者を前に、過酷な試練がロッキーとアドニスを待ち受ける。

このたび、ロッキー役のシルベスター・スタローンが『ロッキー4/炎の友情』でイワン・ドラゴ役にドルフ・ラングレンを抜擢した理由を語る特別映像“ファインディング・ドルフラングレン”が到着した。

このたび公開されたのは、『ロッキー4/炎の宿敵』に続き、再び宿敵としてロッキーとアドニスの前に現れるイワン・ドラゴ役のドルフ・ラングレンと、ロッキー役のシルベスター・スタローンが対談形式で語る貴重な特別映像だ。33年ぶりに相まみえたロッキーとドラゴの緊張感あふれるシーンの後、劇中の緊迫感とは違い、とてもリラックスした空気感で対談が始まる。

クリード 炎の宿敵
©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

『ロッキー4/炎の友情』でドラゴ役を手に入れたドルフ・ラングレンは、9か月に及ぶオーディションを経て、5,000人もの候補者からスタローンの目に留まって大抜擢された。ドラゴはロシア代表のボクサーという役どころだが、ラングレンはスウェーデン出身の俳優である。

ラングレンが「スウェーデン人の僕を見つけた方法は?」と尋ねると、スタローンは「本当に難しかった。この怪物にはロシア人を想定していたからね。権力の厚い壁があった。そこに突然、君が浮上してきた」と話す。当時の時代背景では、ロシア人の役柄を別の国のキャストが演じることも難しかったのだ。

さらにラングレンは、オーディション当時を振り返って「演技コーチを通して写真を送った。それを見たの?」と質問。スタローンが「見てこう言った。『皆彼を嫌うだろう。彼は完璧すぎる』とね。198cmで欠点なし、弱点なし」と返答すると、ラングレンは思わず大笑いする。『ロッキー4』でロッキーとドラゴが対面するシーンでは、二人の体格差が一目瞭然だ。“殺人マシーン”と呼ばれる所以となった強力なパンチシーンでも、ドラゴは圧倒的な強さを見せつける。

クリード 炎の宿敵
©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

完璧すぎる殺人マシーンに対して、スタローンは「それが面白い。ロッキーは正反対だからね。彼は欠点だらけだ。どちらにもスタイルがあるが、完全に対照的だ。だから奇跡が起こる」と話すと、アポロのリベンジを誓ったロッキーの雪山トレーニングと、政府が開発した最先端の機械によるドラゴのトレーニングシーンが対比される。ロッキーがドラゴを打ち破ることができたのは、ドラゴにはない不屈の精神が意表を突いたからだと語るのだった。

クリード 炎の宿敵
©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

新作『クリード 炎の宿敵』では、次世代の“息子たち”が主人公となる。ロッキーは弟子であるアドニスに、ドラゴは息子であるヴィクター(フロリアン・ムンテアヌ)に自身のスタイルを引き継いでいく。映像の最後に、スタローン「今作は『ロッキー4』と同等か、それ以上の出来だよ」と太鼓判を押す。世代を超えた、息子同士の因縁の対決を絶対に見逃してはならない!

映画『クリード 炎の宿敵』は2019年1月11日(金)より全国ロードショー

『クリード 炎の宿敵』公式サイト:http://www.creedmovie.jp

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THE RIVER編集部THE RIVER

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