スポーツ映画で初めてIMAXカメラ撮影された『クリード3』、「ただのボクシング映画ではない」

『ロッキー』新章、『クリード』最新作『クリード3(原題)』からIMAXカメラ撮影の魅力を伝えるによる特別映像が米公開された。クリード役で主演・監督のマイケル・B・ジョーダン自身がコメントを寄せるファン必見の映像だ。
ロッキー・バルボアの親友だったアポロ・クリードを父に持つアドニス・クリードが、ロッキーの指導の下で過酷なトレーニングを積み、ボクサーとして成長していく姿が描かれる『クリード』シリーズ。第1作『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)第2作『クリード 炎の宿敵』(2018)に続き、主人公アドニス・クリードを演じるマイケル・B・ジョーダンは本作で監督デビューも果たす。
この度リリースされた特別映像では『クリード3』の本編と、撮影の舞台裏が公開されている。ハンディカメラを携えたり、スタッフとともに真剣な眼差しでモニターを見つめたりと、監督ジョーダンの表情も非常に新鮮だ。
ジョーダンは「シリーズの核となるのは、自分は何者なのか、そして何のために闘っているのか」とコメント。「ストーリーテラーとして、個人的な欲望や目標から、些細な欠点や間違いに至るまで自分のかけらを作品に捧げました」と映画作家としていかに注力したかも語っている。
「クリード3はただの典型的なボクシング映画ではありません。登場人物の感情面での旅路をうまく活かし、リングに乗せて、肉体的に発揮したかったんです。」
また、スポーツ映画としては初めてIMAXカメラで撮影したことについても「汗のつぶ、衝撃、肌に立つさざ波、足音、パンチ、音楽、すべてを目で確認することができます。作品の世界に完全に没入することができますよ」と、その真価を語っている。ストーリーはもちろん、迫力満点の映像にも期待ができそうだ。
『クリード3(原題)』は2023年、全国劇場公開。
Source:YouTube