ホラー小説の巨匠スティーヴン・キング、ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督がタッグを組んだ傑作オムニバスホラー映画『クリープショー』（1982）が、「ウォーキング・デッド」（2010-）のグレッグ・ニコテロの手で復活。ドラマ「CREEPSHOW／クリープショー」シーズン1が、2020年12月24日（木）からHuluにて独占配信となる。

恐怖の幕開けとなる第1話は、スティーヴン・キング原作の『GRAY MATTER』、「ウォーキング・デッド」ジュディス役のケイリー・フレミングが出演する『THE HOUSE OF HEAD』。サイレント・クリープショー・グールがホストとなり、架空のホラーコミックス「クリープショー」に掲載された物語を1話に2エピソードずつお届けする。

グレッグ・ニコテロの製作総指揮のもと、原作にはスティーブン・キングと息子のジョー・ヒル、監督には『ゾンビ』（1978）の俳優トム・サヴィーニら豪華な顔ぶれが集結。出演者はケイリー・フレミングのほか、オリジナル版『クリープショー』に出演した女優エイドリアン・バーボー、『ソウ』シリーズのジグソウ役で知られるトビン・ベル、『スクリーム』シリーズでデューイ保安官を演じるデヴィッド・アークエットら。オリジナル版のDNAが受け継がれ、ホラーのスペシャリストたちによるスピリットが詰め込まれた日本初上陸のオムニバス・ホラーシリーズだ。

「CREEPSHOW／クリープショー」第1話あらすじ

『GRAY MATTER』

嵐の夜、パーマリーが営む商店に少年ティミーがビールを買いにやってくる。母親が死んでから父親リッチーが酒浸りなのだ。ティミーがおびえた様子で帰りたくないと訴えたため、店に居合わせた警察所長とドクターが、リッチーの様子を見に家に向かうことに。しかし家の中は異様な臭気に包まれていた……。

『THE HOUSE OF HEAD』

ドールハウスがお気に入りのイーヴィーは、ハウスの中に父親、母親、息子、飼い犬の人形4体を入れて「スミススミス家」と名付けていた。ある日、イーヴィーが学校から帰ってくるとドールハウスの人形が動いており、見慣れないミニチュアの“首”があった。“首”の存在におびえる一家のため、イーヴィーは保安官の人形を買って中に入れるが、ほどなくして保安官は首を切られた状態で発見される。

Huluプレミア「CREEPSHOW／クリープショー」シーズン1（全6話）は2020年12月24日（木）独占配信スタート。以降毎週木曜に1話ずつ追加予定（字／吹）。