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『ホーム・アローン』マコーレー・カルキン、「フォールアウト」で新境地 ─ 「クレイジーな天才キャラクター」演じる

マコーレー・カルキン
Credit: Brian To/WENN.com 写真:ゼータイメージ

『ホーム・アローン』シリーズで主人公ケビンを演じ、天才子役として世界中に名を知らしめたマコーレー・カルキン。人気シリーズから30年あまり、カルキンは俳優として新たなステージに突入している最中だ。

カルキンは、2025年12月17日より配信がスタートしたPrime Videoの人気ドラマ「フォールアウト」シーズン2に新キャストとして加わっている。米ScreenRantにて「このところ作品選びに非常に慎重なようだけど、なぜ『フォールアウト』に出演しようと決意したのか、どのように出演する作品を選んでいるのか」と問われ、「ただ単に作品を見るような時間がないからですよ」と返している。

「小さい息子が2人家にいるからね。エピソードの途中まで見たり、何かの番組のパイロット版を見ていても、これは自分たち向きじゃないって思ってしまうんです。だからかなり厳選せざるを得ないんですよ。」

一方で、「フォールアウト」シーズン1は昨年、唯一最初から最後まで完走したシリーズだったそう。パートナーのブレンダ・ソングから「あなたも出演したらいいのに」と促され、2か月後にはシーズン2への出演オファーの電話を受けたのだと語る。

「この作品は、僕の感性、ユーモアや雰囲気が合っているんです。そういう目に見えないものって“ああ、見た瞬間にわかる”って感じのものなんですよ。これはまさにその類で、見た瞬間にわかったから、特に何もせずに“ああ、そうだね、このドラマは好きだな。じゃあお休み”って感じで。そうしたらすべてがうまく回って、あちらから僕を見つけてくれたので、すごく良かったと思います。何の行動も起こさなかったけど、ぴったりハマったんです。」

カルキンが運命のような出会いを果たした「フォールアウト」は同タイトルの人気ゲームを原作とするシリーズ。世界の終末から200年後、快適な地下施設に暮らしていたはずの居住者が、放射能に汚染された地獄のような地上・ウェイストランドでサバイバルを繰り広げる。複雑奇妙で非常に暴力的な世界で物語が繰り広げられたシーズン1の壮大なフィナーレの余韻に浸りながら、シーズン2では視聴者をモハビ・ウェイストランドから終末後の活気あふれる都市ニューベガスへと誘う。

キャストには、主人公ルーシー役エラ・パーネル、兵士マキシマス役アーロン・モーテン、無慈悲な賞金稼ぎグール役ウォルトン・ゴギンズ、ルーシーの父ハンク・マクレーン役カイル・マクラクランら。カルキンの演じる役柄は「クレイジーな天才タイプのキャラクター」だと伝えられているが、まだその全貌は明らかになっていない。

「フォールアウト」シーズン1は全世界で1億人以上に視聴され、Prime Video史上最も視聴された作品のTOP 3にランクインし、シーズン2の配信を前に、既にシーズン3への更新も決定するほどの人気シリーズへと成長している。

現在大ヒット公開中の『ズートピア2』ではオオヤマネコのキャトリック・リンクスリーのアフレコを務めているカルキン。活動ペースはゆったりながらも、良質な作品に真摯に向き合おうとする姿勢が窺える。直近では『ホーム・アローン』シリーズ復帰のアイデアも明かしていたので、今後の進展にも注目したい。

Source:ScreenRant

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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