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『ホーム・アローン』ケビン、今度は「息子に締め出され、家に入れなくなる」パパに? ─ マコーレー・カルキンが名アイデア

マコーレー・カルキン
Credit: Brian To/WENN.com 写真:ゼータイメージ

今年も『ホーム・アローン』の季節が近づいてきた。おなじみマコーレー・カルキンが、ケビン・マカリスター役を再演するアイデアを明かした。

『ホーム・アローン』が1990年の公開から35周年を迎えた今年、カルキンは本作の上映イベントツアーをアメリカ各地で実施中。米Varietyによると、上映後のトークのなかで、ケビン役の再演について「絶対に嫌だというわけではない」と述べつつ、「ふさわしい形でなければ」と付け加えた。

約1年前にも、同じく『ホーム・アローン』の上映イベントにて、シリーズ復帰のアイデアがあることを認めていたカルキン。今回はそのアイデアを具体的に明かしている。

「こういうアイデアです。僕(ケビン)は未亡人か離婚経験者で、子どもを育てている。仕事に一生懸命だから、あまり気を遣っていなくて、子どもはちょっと苛立っていて、僕を締め出してしまう。僕は中に入れなくて……しかも、彼が僕に罠を仕掛けているんです。」

すなわちカルキンのアイデアは、ケビンをシリーズの“泥棒役”に見立て、息子をかつてのケビンのような主人公として扱うものだ。カルキンいわく、自身のアイデアでは「家は僕たちの関係性のメタファー。(ケビンは)息子の心に再び入れてもらわなければいけないんです」。

現時点で『ホーム・アローン』の新作は予定されていないが、カルキンは「これが僕にとっては一番いいプレゼン」と付け加えた。「抵抗感があるわけではないし、いいアイデアだと思っています」。

ちなみにカルキンの最新作は、紆余曲折を経てファミリー映画の最前線にカムバックする『ズートピア2』。演じるのは、ズートピア創設者一族の長男であるオオヤマネコのキャトリック・リンクスリー役だ。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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