ダニエル・クレイグ、DC映画『サージェント・ロック』を離脱 ─ ルカ・グァダニーノ監督との再タッグならず

ダニエル・クレイグが、DC映画『サージェント・ロック(原題:Sgt. Rock)』から離脱したことがわかった。米Variety、The Hollywood Reporterが報じている。
本作は2024年11月に企画が報じられたもので、1959年にコミックで初登場した、第二次世界大戦を戦ったフランクリン・ジョンロック軍曹を描くもの。監督には『チャレンジャーズ』(2024)のルカ・グァダニーノが就任し、クレイグとは前作『Queer(原題)』に続いての再タッグとなる計画だった。
クレイグが企画を離脱した理由は不明だが、レイチェル・ワイズとの間でスケジュールが合わなくなったとも、『Queer』が興行的にふるわず、映画賞レースでも目立った結果を出せていないため、クレイグが消極的になったとも報じられている。ただし関係者によると、ワーナー・ブラザース/DCスタジオとクレイグの間に正式な契約は結ばれていなかったようだ。
DCスタジオ代表のジェームズ・ガン&ピーター・サフランは、正統派の戦争映画となる本作のアイデアを喜んでおり、DC映画の幅広さを証明する機会として期待しているとのこと。すでにクレイグに代わる新たな主演俳優が検討されており、「一流シェフのファミリーレストラン」(2022-)のジェレミー・アレン・ホワイトが候補者として挙がっているという。
映画『サージェント・ロック(原題:Sgt. Rock)』は、2025年夏よりイギリスにて撮影予定。脚本は『Queer』『チャレンジャーズ』のジャスティン・クリツケスが執筆した。
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Source: Variety, The Hollywoood Reporter