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サム・ライミ『ダークマン』続編が進行中 ─「ユニバーサルが検討している」、リーアム・ニーソンも興味示す

サム・ライミ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14586845507/

『死霊のはらわた』『スパイダーマン』シリーズをはじめ、『スペル』(2009)などでおなじみのサム・ライミ監督。『オズ はじまりの戦い』(2013)につづく監督長編作、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を提げた海外の取材にて、1990年に自身が手掛けた映画、『ダークマン』の続編が進行中であることを明かしている。

サム・ライミがメガホンをとった『ダークマン』の主人公は、恋人の弁護士が携わっている事件に巻き込まれ、研究所を襲撃された挙げ句、全身に火傷を負い、顔まで失った科学者のペイトン。自ら開発した人工皮膚を駆使し、“ダークマン”として復活を遂げ、自身を溺死へと追いやった者たちへの復讐を誓うというスーパーヒーロー・ムービーだ。

カルト的人気を誇る本作は、すでにシリーズ化されており、1995年に第2作、1996年に第3作がリリースされている。1作目ではリーアム・ニーソンがメインキャラクターにキャスティングされていたが、それ以降の作品では、『G.I.ジョー』シリーズなどのアーノルド・ヴォスルーに交代。生みの親であるライミは、第2作目と第3作目では製作総指揮として参加している。

The Wrapのインタビューにてライミは、「『ダークマン』レガシーの続編について検討したことはありますか?」という記者からの質問に対して、「イエス」としながら、「『ダークマン』の続編については、ユニバーサルと話が行なわれるみたいです」と答えている。「あなたとですか?」とすかさず訊かれると、「プロデューサーがいるんです。(『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で)忙しかったので、その話についてはまだ聞いていませんし、参加しているわけでもありません」という。ライミ本人も企画について深くは知らない様子だが、「クールだと思います」と期待を寄せている。

『ダークマン』続編企画が本格始動した場合、キャストはどうなるのだろうか。70歳を目前にしてもなお現役のアクションスター、ニーソンのカムバックについては「彼は本当に素晴らしい。やりたがるかはわかりませんが、実現したら最高です」と、ライミは笑顔で話している。ニーソン本人もまた以前、『ダークマン』続編の可能性について「脚本に興味があります。とてもね」と前向きな姿勢を示していた。どうやらライミとニーソンが再び仕事を共にする可能性は十分にありえそうだ。

なお続編の構想についてライミは、「古いアイデアしかありません」とのこと。企画の行方が気になるところだが、進展した際には、ライミも何らかの形で関与してほしいところだ。

Source:The Wrap , Comicbook.com

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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