【ネタバレ】「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」第2話、ゾンビ発生でパリ大混乱 ─ ロケ撮影交渉に「何ヶ月もかかった」?

この記事には、「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」第2話『ヒバリ』のネタバレが含まれています。

第2話『ヒバリ』は、修道女イザベル(クレマンス・ポエジー)のフラッシュバックから始まる。ナイトクラブのバルコニーからパリの美しい夜景を見つめた後、中に入って踊り狂い、ドラッグに浸るイザベル。その手首には、痛々しいリストカットの跡が確認できる。
男性たちから金品を盗んだイザベルは、クラブを出て地下鉄の駅へ。そこで人間を襲うゾンビを目にし、慌てて地上に戻ると、街はゾンビ発生によってパニックに陥っていた。

一切のセリフなしで視覚的に語るクラブのシーンについて、監督は「彼女が孤立していること、グループの一員ではないこと、個人であることなど、このキャラクターについて多くを物語っている」と説明。「第1話で修道女として出会ったこの女性は泥棒で、ヤケクソで、自殺を図ったことのある人物なのです」。
また監督によると、ゾンビ黙示録の始まりをパリでロケ撮影するのは「非常に困難」だったらしく、パリ市当局との交渉に「何カ月も」かかったそう。しかし「ウォーキング・デッド」は世界的人気シリーズゆえ、現地の人々は協力的だったという。加えて、シリーズきっての人気キャラ、ダリル(ノーマン・リーダス)のスピンオフの撮影とあればなおさらだ。
「この番組は世界的に有名なので歓迎されます。誰もが『ウォーキング・デッド』を知っているんです。そしてダリル・ディクソンの名前を出せば、みんなが助け舟を出してくれます。」
なお最大の難関だったのは、ゾンビ襲撃中の地下鉄が通過するシーンの撮影とのこと。監督は「パリ当局の協力がなければ、この撮影は不可能だったでしょう」と振り返った上で、本作では「すべてのエピソード」に「このように並外れた野心的なシークエンス」があると予告した。
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Source:The Wrap