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【イベレポ】星空DCヒーローナイトに潜入!日本初公開ドラマ『インベージョン!最強ヒーロー外伝』に大興奮の夜

そしてもう一点筆者が注目したのが『THE FLASH/フラッシュ』のキャラクター、キッドフラッシュことウォーリー・ウェスト。ウォーリーはフラッシュとほぼ互角の能力を持つにも関わらず「実践はまだ早い」とバトルはもっぱら見学専門。ところが仲間同士が戦い合う先述のシーンで、フラッシュ側は多勢に無勢で絶体絶命のピンチに陥ってしまう。そこでウォーリーが登場、フラッシュとアローを颯爽と助けるシーンはかなりの「燃え」場面だった。

結果としてウォーリーは周囲にも認められることとなる。パート1は彼の成長譚としても読み解くことができる、というのは言い過ぎかもしれないが、ウォーリーのエピソードが入ることで物語としての厚みが増したように感じた。

パート2:テアの葛藤…。からの弓矢アクションに注目!

パート2は、フラッシュとスーパーガール以外、即ち『ARROW/アロー』『レジェンド・オブ・トゥモロー』のメンバーがドミネーターによって幻覚を見させられるエピソードだ。

この幻覚では「こうであったらいいのにな」という理想が視覚化されており、死んだはずの人物と生きて一緒に暮らしていたりする。暫くはその幸せな光景を現実だと信じ込んでいたメンバーだが、やがて何かがおかしいと気づき始め、現実に戻ろうと方法を模索する…。

そんな中オリバーの妹・テアはただ一人現実に戻ることを拒否する。テアが放つ「(現実には)フラッシュやスーパーガールたちがいるじゃない!私たちはやっと幸せになるチャンスを掴んだの」という言葉はあまりにも切ない。声を震わせながら、首を横に振るシーンはパート2屈指の名場面だろう。

そんな場面があったからこそラスト、現実に戻るための戦いでテアが颯爽と登場した時の興奮度はハンパではない。葛藤を乗り越えたテアの、気高く美しい表情に思わず魅入ってしまう。

そしてここでは弓矢を使ったアクションにも注目。テア&サラが握った矢を使い連係プレーで敵をばったばったとなぎ倒すシーンは、必見の価値ありだ。

パート3:ドミネーターvsヒーロー再び!レイのセリフに思わずクスリ

いよいよ最終パート。ドミネーターは当初から地球を侵略しようという意図はなかったようだが、フラッシュが歴史を変えたことでインベーダーの中でインヒューマン=脅威という図式ができあがってしまい、なんやかんやでドミネーターが世界中に出現。地球攻撃秒読み、という激ヤバい状況に陥ってしまう。

ドミネーターとの最終決戦が行われるのはビルの屋上。ここでフラッシュ、アロー、スーパーガールをはじめとするヒーロー達がずらりと並ぶシーンが本当に格好いい!ここだけ巻き戻して何度も観たいと思うほどだ。

この最終決戦も最高に素晴らしいのだが、お楽しみはまだある。地球の危機を救ったヒーロー達のパーティーで、レイがスーパーガールに対し「あの子は僕のいとこに似てるね」と発言するのだ。レイを演じるブランドン・ラウスといえば、2008年公開の映画『スーパーマン リターンズ』で主人公のスーパーマンを演じたことでおなじみ。小粋なセリフに思わずクスリと笑みが零れた。

レポート写真②

上映が終了し、時計を見ると2230分過ぎ。2時間半があっと言う間に感じ、興奮冷めやらぬまま、入場時にもらえたうちわをパタパタと扇ぎながら帰路についた。

インベージョン!最強ヒーロー外伝』は、2017823日にDVD発売開始。レンタルDVDも同時リリース。

THE FLASH,ARROW,DC’S LEGENDS OF TOMORROW,SUPERGIRLTM and all pre-existing characters and elements TM and ©DC Comics. ©2017 WBEI. All rights reserved.

Writer

まだい
まだいEriko

日々筋トレに励んでいます

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