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『デッド・ドント・ダイ』日本版予告編&ポスター ─ ビル・マーレイ&アダム・ドライバー主演、ティルダ「ゾンビを成敗しないと世界は終わる」

デッド・ドント・ダイ
©2019 IMAGE ELEVEN PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

『パターソン』(2016)や『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(2013)などの鬼才ジム・ジャームッシュ監督による自身初のゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』が2020年4月3日(金)に公開される。このたび日本版予告編とポスタービジュアル、新たな場面写真が一挙到着した。

アメリカの田舎町センターヴィルに、何やら恐ろしい影が……。たった3人だけの警察署で働くロバートソン署長とピーターソン巡査は、ダイナーでの変死事件を皮切りに、思わぬ事態に巻き込まれていく。墓場から死者たちが次々と蘇り、町に溢れはじめる。どうやら彼らは生前の活動に引き寄せられているようなのだ。そこに救世主のごとく現れたのが、日本刀を携えた葬儀屋のゼルダ。一同は増殖しつづけるゾンビたちに立ち向かうが、最後に待ち受けるのは、希望か、それとも絶望か。

デッド・ドント・ダイ
©2019 Image Eleven Productions Inc. All Rights Reserved

日本版の予告映像には、もはやジャームッシュ作品らしからぬ「この平和な街に…ヤツらがやって来る」という、どこかノスルジックなフォントに続き、ゾンビのダイナー襲撃シーンで幕を開ける。一心不乱にスマホ画面に見入って歩行する、ちまたの“スマホ・ゾンビ”にインスピレーションを得たというジャームッシュは、無個性であるはずのゾンビに現代の世相を反映。テニスラケットを振り回すスポ根ゾンビ、 “コーヒー”という言葉を繰り返してさまようコーヒー・ゾンビ、酒の匂いを漂わせるシャルドネ・ゾンビなど、生前の物欲に従って行動する生ける屍たちを描き出した。「ウォーキング・デッド」(2010-)とも『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)とも異なる、ユーモラスでユニークなゾンビ像だ。

デッド・ドント・ダイ
©2019 Image Eleven Productions Inc. All Rights Reserved
デッド・ドント・ダイ
©2019 Image Eleven Productions Inc. All Rights Reserved

本作でゾンビの大量発生に立ち向かうのは、『ゴーストバスターズ』『ゾンビランド』などでホラーコメディは十八番、ジャームッシュ監督とは3度目のタッグとなる名優ビル・マーレイと、『スター・ウォーズ』シリーズや『マリッジ・ストーリー』(2019)のアダム・ドライバーが演じるトボけた警官コンビ。ビルは猟銃をぶっ放し、アダムはライトセーバーならぬナタでゾンビを斬り捨てる。さらに『サスペリア』(2018)のティルダ・スウィントンは「ゾンビを成敗しないと世界は終わる」と言い放つなど、豪華キャストの怪演にも注目だ。

デッド・ドント・ダイ
©2019 Image Eleven Productions Inc. All Rights Reserved
デッド・ドント・ダイ
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到着した場面写真は、セレーナ・ゴメスがホビーショップに立ち寄るシーンや、ゾンビの襲来に怯えるダニー・グローヴァー&ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ゾンビとして登場するイギー・ポップ、森で暮らす世捨て人を演じるトム・ウェイツの姿を収めたもの。このほか、クロエ・セヴィニーやスティーヴ・ブシェミ、サラ・ドライバーなど監督とゆかりの深いメンバーも活躍する。

映画『デッド・ドント・ダイ』は2020年4月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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THE RIVER編集部THE RIVER

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