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『キング・アーサー』チャーリー・ハナム、冒険家と愛犬の15年描く実話映画に主演 ─ きっかけは約8分の短編映像

チャーリー・ハナム Charlie Hunnam
Photo by Martin Kraft | CC BY-SA 3.0 | https://commons.wikimedia.org/wiki/File:MJK34322_Charlie_Hunnam_(The_Lost_City_Of_Z,_Berlinale_2017).jpg | Remixed by THE RIVER

『キング・アーサー』(2017)『トリプル・フロンティア』(2019)の俳優チャーリー・ハナムが、冒険家・写真家ベン・ムーンを描いた伝記映画『デナリ(原題:Denali)』で主演を務めることがわかった。米Deadlineが報じている。

本作は、救助犬との15年に渡る絆を記録したムーンの回顧録『Denali: A Man A Dog, A Friendship Of A Lifetime(原題)』に基づく映画版。ムーンはアメリカ・オレゴン州に引越した先の保護施設で出会った子犬をデナリと名付け、救助犬として引き取ることに。飼い始めてから直ぐに深い絆で結ばれたムーンとデナリは、アメリカ西部を横断する“人生最高の冒険”に繰り出した。

ところが、ムーンは29歳という若さで大腸がんと診断されてしまう。苦しい闘病生活を乗り越えてムーンは完治するが、その直後に今度は同じ病気にデナリがかかってしまう。自身が病気と戦っている時に、離れず側にいてくれたデナリに、ムーンは恩返しをすることを決意する。

本企画は元々、ムーンが愛犬へのラブレターとして2015年に製作した8分の同名短編からなるもの。同作は何百万回にも及ぶ視聴数を記録した上に様々な映画祭で賞に輝くなど、テレビでも度々取り上げられてきた。その快挙もあってか、2020年1月に回顧録『Denali: A Man A Dog, A Friendship Of A Lifetime』が刊行されたというわけだ。

監督・脚本を兼任するのは、『ウェディング・イブ 幸せになるためのいくつかの条件』(2010)のマックス・ウィンクラー。製作にはチャーリー・ハナムのほか、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(2013)のアルバート・バーガー&ロン・イェルザが就任している。

Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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